前回、丸亀製麺(ファーストフード)にてチップを拒否をしたら、目の前で「ペンギンダンス」を見る事ができず非常に残念な思い……
は全くしなかったものの、アメリカの「チップ事情」を肌で感じた私です。
別に挑発してるつもりは全くないのですが、今度はこんな事がありました。
私は昔から、海外に行くと地元の飲み屋を巡るのが楽しみなので今回も夜、タイミングを見計って軽く飲んでからホテルへ帰る。
そんな生活を続けているのですが、アルコールが入れば当然小腹が空く。 手土産ついでにABCストアーでポキでも夜食に買って…… は、ぶっちゃけみんなもう飽きてるし、何か他には〜・・
極久マック
日本では滅多に食べる事がないマクドナルドなのですが、気まぐれに入店してみるとアラブ人らしき集団がレジに並んでいるのを見て一瞬店を出ようかと迷ったが、レジから少し離れた場所にキオスクらしきマシーンを発見。
少しいじってみると、どうやらこの機械で注目ができるようだ。後で分かったのだが、現金払いはレジのみ、クレジットかアプリ会員はこの機械からオーダー可能らしい。
初日はよく分からなかったから、適当にダブルチーズバーガー4個・ラージポテト2個を買った気がする。 一通りオーダーを済ませクレジット決済をしようとしたその刹那・・
こちらはマック画面ではないのですが、要は決済前に選択式チップ要求画面に移行する。なぜフルサービスでもないファーストフードでチップをおねだりされるのかは謎だが、とにかく現在アメリカはこういう流れができつつある。
おそらく計30ドル分は購入してるから、日本円で約4500円。それに対して25%のチップと仮定すると約1100円がプラスされる。 …って何だそりゃ?
まだ「5¢、25¢、1$」程度であれば可愛げもあるが総額の「%」ってどゆ事よ?
ノーサンキューですよ
幸いな事にKuhio店は、対面ではないだけに「罪悪感」はほとんどない。注文番号が呼ばれてピックアップしたら、ほなさいなら・・
ハワイにてマックにハマる
前述したように、私は日本でマクドナルドに行く事がほとんどない。腹の足しにはなるが、マックのハンバーガーであまり「美味しい」と思った記憶がないからだ(株主ではあるが)
そもそもアルコールとパンが合うハズもなく、買ってはみたものの少し後悔をしていた。
食べ始めてすぐに、昔遊んでいた友人の事を思い出していた。飲んだ帰りは必ず「締め」がマックのバーガーって・・ 欧米かっ!
って、うめぇ・・
歯型を披露するという下品な行為をどうぞお許し頂きたいが「想定外」とはまさにこの事。味は改めて説明する必要もないが「締め」のマックってこんなにウマかったの!?
この歳にして「ダブルチーズバーガー」にこれほど感激するなんて…、どこかの山奥の原住民以外では私だけではなかろうか。 とにかくアルコールとの相性がメッチャ良い!
これだから人生は面白い
っとまぁ前置きが長くなってしまったが、ダブチーに感動したところで、話しは本題に入っていく。
一発目
あまりに「些細」すぎて気にもしなかったが、初日はラージポテト2個のうち、1つが横向きに収納されていていた。
ホテルで開けた時にはプチ散乱状態になっていて、色々なところが油でベットベトになっていた。
「酔う」ほどは飲んでないし、小学生じゃあるまし走って帰る訳もなく、ピックアップした状態のまま持ち帰ってはいるが、まぁそれほど気にするような事ではない。
二発目
2日目も些細すぎて気にもしなかったが、後から思えば「そう言えば…」な出来事。
ホテルからは2ブロックしか離れていないからアツアツのまま持ち帰れるハズなのに、なぜかダブチーが3つ「冷え冷え…」 まではいかないが、かなり冷めていた。
幸いこのホテルにはレンジも完備されているので、温めれば問題はない。でも、マックって注目があってから調理するって方式じゃなかったっけ? みたいな話題になったが「まぁ、アメリカらしいよね」で済む話し、特に気にする事はなかった。
三発目
この日も夕食は、早めに家族でその辺のレストランで済ませ、帰りのショッピング遊びがてらに私だけタイミングを見つけて新しい「BAR」を開拓していた。
suzie wong’s
飲んだ帰りは最近お決まりのダブチーと、子供に頼まれたアップルパイを2つ持ち帰った。
いざ食べ始めてみると「アップルパイ」が一つない事が分かり、レシートを確認するとちゃんと2個で計上されていた。
被害妄想
どうなのだろうか?
ここで考えられる一つの仮説は、たまたまKuhio店には「ドジっ子」のスタッフが多く、些細なミスを連発しているという事。
しかし、一つ一つは些細な事ではあっても、点と点が線になるとそこには明確な「悪意」が感じられても仕方がない(地味な嫌がらせなのか?)
ちなみに「人種や個人的な差別」は発生しにくいと思う。なぜなら対面ではなくキオスクで注文しているからよほど注意してない限り、注文と客をマッチさせるのは困難だと思われる(混んでたし)
残るは・・・
オマエかぁー!
前述した通り、私はこの三日間チップを一度も払ってはいない。
対面ではないだけに気軽に「NO Tip」にしていたが、考えてみればキオスクの注文はレシートとしてピックアップスタッフも当然確認している。
本来チップとは、サービスをした事による対価を後で受け取るシステムだからこそ励むのであって、事前に「NO Tip」と確認してしまうと、顔の見えないスタッフがどんな気持ちになり、どんな行動をするのかは容易に推測ができてしまう(本当はダメよ)
些細なミスなのか… そこには明確な「悪意」があったのかは今となっては知る由がない。
しかし、そういった思考に至ってしまうこのチップ体制は非常に問題であり、現在のアメリカの闇を感じざるを得ない。
信じるか信じないかは・・
問題解決いたしました!
では今夜はこの辺で・・