2017年10月27日
三叉の銛 エンブレム

先日、2016年度のレヴァンテの各国の販売数が発表されました。

まずマセラッティとは?

(クリックすると大きくなります)

マセラティとはイタリアを代表する高級スポーツカーメーカーです。ラグジュアリーなインテリアやエレガントなスタイル、職人の技、技術、ディテールへの綿密なこだわりと、イタリアならではの美意識の絶妙なコンビネーションから生み出されている逸品の芸術品とも呼べるスポーツカーです。
エンブレムの「三叉の銛」に惚れてしまいます。
僕もいつかは乗りたいと思う車ですが、この車に見合う男になるにはいくつもの要素、品格が足りなすぎます😱
車体価格で1000万以下も見かけますが、ちょっとしたオプションをつければ事実上1100万からの車です。最低価格がこのラインなので上はキリがないです。

イタリアはとにかく超高級車メーカーの宝庫です。
代表的なのはフェラーリ、ランボルギーニ、ブガッティ。まぁ、どれも普段乗りでは厳しい、まさにセレブがこよなく愛する車達です。
ちなみに僕も乗っていましたが、ドイツのBENZ、BMWなどはイタリア車と比べると庶民でも乗れる高級車という感覚でしょうか。
こちらはマセラティのwikiも載せときました。
では、次にマセラティ初のsuv「レヴァンテ」とは。

レヴァンテとは

マセラティ

ん~~~~・・エレガント☺
細目もいい~、やはりエンブレムが最高😍
フェラーリ製エンジンと、マセラティ独特の吠えるようなエギゾースト音がそろったレヴァンテ。
タイミングが合えばイヴォークじゃなくてレヴァンテにしてたかも🐯
しかし価格はレヴァンテが1080万円、レヴァンテ Sが1279万円
た、高い❗
当然この価格は、オプションなしなので、最低限の装備をつけるとプラス100万は当然です。

モデル エンジン 変速機 駆動方式 価格
レヴァンテ V型6気筒DOHC 3.0リッターツインターボ(350PS/500Nm) 8速AT 4WD 10,800,000円
レヴァンテ S V型6気筒DOHC 3.0リッターツインターボ(430PS/580Nm) 12,790,000円
レヴァンテ ディーゼル V型6気筒DOHC 3.0リッターターボディーゼル(275PS/600Nm)

未定

 

内装

 

内装もエレガントにつきます😍
ステアリングの銛がうらやましい😻

んっ・・・ 銛好きなのか? 自分🤔?
しかしシフトレバー周りが現行のBMWを思わせる感があり、自分の好みとは少し違う・・

けど去年(2016年)発売したのに、あまり見ない気がする・・
都内でも数える程度・・ 大阪でもほとんど見ない🤔

実は結論になってしまいますが、今年上海、香港に行った時、びっくりするぐらい見たんです。
元々富裕層の多い街ですが長寧のあたりで外で食事をしてたら1時間に10台くらい見かけました。
「どうなってるんだ?」と思い、レヴァンテの去年の販売台数を調べてみました。

レヴァンテ 各国の販売台数

では2016年度に各国でどのくらい販売されたかみてみましょう。

日本 485台

ん~~、まぁこんなトコでしょうか。さすがに1000万円台の車となると何万台は無理ですね。
成熟社会で見栄にお金を使わない、富裕層も税務署が怖い等、いくつか理由はありそうですね。

アメリカ 8000台

さすがアメリカ、桁が違います。年間でこれだけ販売されるとは・・
だいたいこのてのコンパクトSUVは、ロデオドライブあたりで女性が運転してます。

中国 1万2000台

な、何と日本とは2桁違いの結果です。しかも中国の自動車の関税は絶望的に高い。間違いなく2000万オーバーです。

 

まとめ

この数字はレヴァンテに限らず、フェラーリ、ポルシェ、ブガッティ、BENZ、BM、全てにおいて中国は桁違いです。もちろん今さら僕が言う必要もない訳ですが、まだしばらくは中国は世界の覇権国家には成りえないと思いますが、世界第一の市場になっていく(なってる)と思います。
20年前から言われ、いまだに中国経済崩壊論の本が日本では売れてますが、GDPが水増しだの鬼城だの問題は山のようにあります。しかしあの国は理屈じゃない、まず一般庶民に熱気があります。
日本にはない熱気です。先日訪れたセブ島でも護送船団方式のリゾートマンション建築ラッシュで中国人の山でした。「一路一帯構想」も中国を飛躍的にまだまだ成長させるでしょう。
少々話がズレましたが、世界の高級車メーカーがまだまだ中国に恋してる理由が分かると思います。

僕は自虐主義ではありませんが、かたや日本では2017年の東京モーターショーではアメリカ、イギリスなども出展を見送りました。 売れない、魅力のない市場という事です。

自動車評論家の国沢光宏氏によると、「東京モーターショーは今や世界5大モーターショーから転落し、規模で見ると高くても8番目」との事です。

「盛者必衰の理りを表す」です。

大多数の方には興味もない話ですが、小さい頃から海外の車が好きだった僕には、日本の市場が小さくなり、珍しい外車を見る事も少なくなり、東京モーターショーでも外国の車が見れなくなっていくことは残念な事です。

マセラティ「 レヴァンテ」の販売数から考える日本のこれから

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