人生の楽しみ方は人それぞれではありますが、個人的には「ゲームとギャンブルに費やす時間ほど無駄なものはない」と日頃から思っていた私が、まさかの「ポケモンGO」にハマってしまいました。
以前のゆとりある生活を取り戻す為「キリのいい辞め時」を発見したので「マジやめられねぇ!」っと困っているGOトレーナーさんは必見……? です。
再開
私がポケモンGOを最初にプレイしたのは8年前にアプリがリリースされた当初の、いわゆる「ミーハー組」だったのですが当時はイベントもなく単調なプレイスタイルに半年も経たずに飽きてやめてしまっていました。
ところが3ヶ月ほど前、子供がなぜかポケモンの中でも「サーナイト」という少々マニアックなモンスターにハマっていて、「それならば…」と途中でやめていたアカウントを引っ張り出し見せてやると目を輝かせて大喜び!
子供が喜ぶなら… という軽いノリでモンスターを捕まえ始めたまでは良かったのですが、日々与えられる小出しなミッションに「手軽な達成感」を得てしまった私は、いつしか運営サイドの思惑通り「ポケ沼」へと落ちていったのでありました。
元々「何かにハマりやすい」という性分が今回はポケGOに向いたという訳なんですが、ゲームというものは基本1人のプレイ時間が多くなってしまう為「家族との時間」をメインに人生設計している私にとって、このロスタイムは楽しいけど正直キツい!
押し寄せるイベントの数々
久しぶりに始めたポケGOは、とにかくイベントの数が多すぎる。
運営側にしてみれば常連を飽きさせない為には当然のスケジュールかもしれないが、シーズン毎や日々のタスク・グロチャ・週末のイベントやらハッピーアワー・ルート・伝説やらビースト・メガレイドバトル、GOバトルリーグにジムの奪い合い……
「ほぼ毎日イベントじゃねぇか」と、楽しいが時間的にはかなり「辛い!」というのが率直な感想。 マトモにお付き合いしているとリアルに支障をきたすほど忙しくなってしまった。
ある程度の捕獲や個体値の厳選が終わってるトレーナーであれば少しはまったりできるのかもしれないが、7年ごしの放置プレーから復帰した私にしては「やる事多すぎだろ!」と、この三ヶ月間はポケモン以外ほぼ記憶がない程に荒んだ生活をしていた。
その間、海外には2回・国内も数カ所は旅行していたが、その最中にも家族そっちのけでイベントに参加するわ、夜中にルート探索に出かけるわで、 子供達は陰ながら全力でパパを応援してくれていたが、妻は全力で「ドン引き」していたのは言うまでもない。
ポケモンGOは世界中がフィールドであり、旅行先でも家にいても多様な遊び方ができてしまう為、その分どこにいても気になってしまうという「スマホ依存」のような状態を初めて経験したそうな。
ちなみに現在のTLは38で「中堅」といったところだろうか。しかしわずか3ヶ月でTL24→38というスピードは、GOトレーナー経験者の方であればそのあまりの異常性をご理解頂けるかもしれない。
やり込み要素が多すぎる
ポケモンGOを純粋に楽しんでるトレーナーさんには申し訳ないが、このゲームは正直タチが悪い。
なぜなら、最初はモンスターのコレクションから始まりその中からレイドで活躍しそうな個体を厳選して育てていく、というのが一般的なこのゲームの進め方だと思う。
しかし、せっかく三つ星個体を育て上げたと思ったら、トレーナーレベルが上がる毎に後から後からより優れた個体が出現するという何とも悩ましいシステムなのだ。
せっかく厳選して手塩にかけて育て上げ「がんばリボン」で愛着が湧いているのに、後から後から良質な個体が湧いてきて、しまいには100%個体を手にしてしまった時の私の浮気心……。
更には色違い・シャドー・キラ・コスプレ・バトルリーグCP1500用・2500用・背景・特別な技、など集めだしたらキリがなく、極める要素がありすぎておそらく「どこまでいってもキリがねぇな」というのが、最近ポケGOに感じた悟り。
お気に入りに入れとこ…
「こだわり」が自らを追い込む
ポケモンGOは本来、ほどほどの個体値であれば充分戦えるし楽しめるのだか、やり込めばやり込むほどに「極み」を目指し、自己満足を満たす為に自らを追い込んでしまう。
人生においても同じ事が言えるが、ある種の物事にこだわり過ぎるとロクな事がない。人間がダメになっていくのは突き詰めるところ「驕り」以外の何物でもない。
……っとまぁここまで極端な話しではないが、要は「バランス」の問題であってこのまま私が走り続けていても誰も幸せになれないし、とにかく日常的にゲームをしなければいけない状況というのは私には向いてなかったという事を再認識したのだった。
そこで私は「ありがち」ではあるものの、このビックイベントを最後に、ポケモンGOからの卒業(一時停止)をしたいと考えている。
ジガルデ・パーフェクトフォルム
GOトレーナーさんであればご存知かと思うが、このイベントはアホみたいに難易度最高MAXで(自称)、最後を飾るにふさわしいミッションではないかと確信している。
そう言えば前回、最後の投稿も(1ヶ月も前か…)恥ずかしながら「ジガルデ・セル」の事を書いていたようなので、どれほど過酷で非常識なミッションかは前記事で……。
がしかし、変身させた「ジガルデ・パーフェクトフォルム」は、ハッキリ言ってメチャクチャ格好いい訳でもなければ抜群に強い訳でもない。
つまり、ただただキツいミッションなだけでその見返りは少ないように思えるが、ではなぜ私がこれほどまでにこのドMミッションに執着し達成したいのかと言えば、そこにはちゃんとした…? 邪(よこしま)な理由が存在する。
一目(いちもく)おかれたい!!
ジガルデPFは、やはり入手方法があまりにも異質(GPSを駆使した)すぎて、これまでの全てのゲームを超越したとんでもないミッションだと私は思っている。
証拠に、この3ヶ月間マスターリーグで限界まで戦い続けてきたが、伝説級のモンスターとは数多く拳を交えたが、ジガルデPFにはまだ一度も出会った事がない(私のレートではね)
私の現実の友人・Xの知り合いでポケモンGOを長年やっていてTL50近辺のマニア達でさえ・・
苦労の割にね・・
そんなに暇じゃねぇし
と、ミッションリリースから1年以上経過しているのにもかかわらず誰一人としてコンプリートしてる者がいないのだ。
現在、総プレイヤーの何割が入手しているのかは分からないが、他の伝説級のモンスターを持っていなくても「ジガルデPF」を一体持っているだけで間違いなく「ポケGO界」では一目おかれる存在になる! …と信じている。
そして、
スゴッ!
また、もしそうしたコミニケーションの中で実際に「ジガルデPF」を入手した人と対面できたとしたら、あの過酷さと経験「達成感」を共有でき、必要以上に仲間意識を感じてしまう事だろう。
お互いにとって、何かの取引上有利に働く可能性だってなくはない。
ポケモンGOは世代を超えていく
ポケモンGOというゲームは、日本が誇る「ポケモン」というアニメキャラクターの世界的認知度、GPSを駆使した画期的なシステムによりこれから先も残り続けていくアプリになるのではないかと私は思っている。
またスマホゲームの特性上、昔の据え置き型ゲームとは違い運営が成り立っている限りは、基本的には「エンディング」という概念がなく、アカウントさえ生きていれば子の世代・孫世代と引き継げる可能性だってなくはない。
ジガルデ持ってんだよ、ほら
末代まで自慢できる! …かどうかは分からないが、私にとっては「最後にひと花」
カウントダウン!
ポケGOはハッキリ言って面白い!
やり続けるのも自由… 私のようにリアルの為に休むのも自由だと思いますが、もし辞め時に迷ってるGOトレーナーさんがいたら、何かの参考にしていただければこれ幸いでございます。
これにて私の「ポケ活セカンドシーズン」は終了、しばらくはゆっくりと休もうと思います。
「あるある」ですな…