一般的に「シルバーを買ったよ」と言えば、リングやブレスレットの事を想像しますが、今回私が購入した商品がこちら・・
ドン!
普通、なかなかシルバーを「塊」で買おうなんてヤツはよほどの変態…… いやいや「変人」だと思いますよ(自分で言うのもアレだけど)
以前から話してる通り、私は昔からゴールドやプラチナのインゴット・アイティーク金貨などを趣味で買い集めているんですけどね、シルバーのインゴットは初めての経験です。
アメリカのスコッツデール・ミント社製1kgの純銀なんですが、数ある金属鋳造会社の中でも、なぜこの会社の銀塊を選んだのかと言いますと・・
ライオンかっけェェー!!
信じられないかもしれないが、私は外見的には立派な「おっさん」だが、頭の中身は「永遠の中学生」なのである。
まぁそれはさておき、 そんな知らん会社の買って「また偽物なんだろ?」とも思われそうですが、同じ1キロの金と銀の比重を調べてみたところ本物の「銀塊」と確認できました。金塊のタングステンじゃあるまいし誰も安物シルバーの偽装なんてしないと思うけどね。
にしても随分と「荒削り」ですな。このブランドは金やプラチナでもこんな仕事をしているのだろうか? まぁインフレ対策の一環であり、素材そのものの時価で購入してるからデザインはオマケみたいなものです。
銀は昔から「貧乏人の金だ」なんて言われ方をしていますが、なるほど… まだまだ購入しやすい価格です(1kgでもまだ20万を切る)
昨年は、銀相場の「バフェット買い」を黙って見ていたのですが今年からようやく参戦です。
歴史的に「銀」の役割りって結構面白くて、装飾品としては少々扱いが難しく「金」ほどの人気はないが、工業用としては常に需要が高いのに思っている以上に産出量は少ない。
現在でこそ金価格の90分の1なんて安値だけど、江戸末期の頃は日本だけでなく世界でも「金価格の5分の1」が普通だったんですがね。
さすがにそこまで値を戻す(高騰)とは思えないが、 1オンス金貨が一枚50万を超えてきたので、これからは安値で放置されてきた銀価格の「歪み」が是正されていくのではないでしょうか。
あとは、今年に入ってからのアメリカの動きが非常に興味深い。
米政府による関税の懸念から、一握りの商社や銀行がロンドンからニューヨークへ大量の銀の延棒を輸入し始め、先物価格は国際的なベンチマークを常に上回っている。
個人的には、ペーパーアセットが持つ信用リスクを現実的に世界中の投資家が意識し始め、これからは流動可能な実物資産(金や銀などの鉱物)は奪い合いになっていき、その中でも安値で放置されてきた「銀」はこれからも値を上げ続けていくんではないかと思います。
数年は毎月ドルコスト法で買い進めていこうと思いますが、購入はお決まりの「野口コイン」が安心確実でお勧めですね。
次からは「RANDOM BRAND」でもいいかもしれないなぁ(そっちの方が安いね)
また、何をしでかすか分からないトランプさんが「破産帝国アメリカ」を本気でファイナンスしようとしてとんでもない通貨政策(Round Down)を発動して世界中が大混乱! ……なんて最悪の事態も想定して、オンス銀貨も1000枚くらいは用意しておいた方がいいかもしれないですね。
そろそろ大量にキャッシュを抱えてる日本人の皆さんは、本気でインフレ対策とは別にペーパーアセットリスクを考慮しておいた方がいいと思うんですけどね(NISAのオルカンなんて言ってる場合じゃないよ)
それではまた・・
IKKOかよ!!
次は「IKKOライオン」じゃなくて、別のブランドにしようかな・・