2017年10月29日
ufo

2017年10月28日、謎の物体が太陽系に接近してます。

太陽系外から飛来した可能性

 

CNNより抜粋です。
Astronomers around the world are trying to track down a small, fast-moving object that is zipping through our solar system.

Is a comet? An asteroid? NASA’s not sure. The space agency doesn’t even know where it came from, but it’s not behaving like the local space rocks and that means it may not be from our solar system.
If that’s confirmed, NASA says “it would be the first interstellar object to be observed and confirmed by astronomers.”
どうやら未確認飛行物体(UFO)ではありますが僕の期待した知的生命体ではなさそうです💦

米航空宇宙局(NASA)は、この物体がすい星か小惑星かも不明としながらも、太陽系の天体の動きとは異なるため、太陽系外から飛来した可能性があるとの見方を示している。

これが確認された場合、天文学者が観測した初の「恒星間の物体」になるという。

これが初観測とはかなり意外です😵
まぁ、太陽系形成後そんな事象はいくらでもあって推測は容易にできてたのでしょうが、実際の観測となると初になるんですね。まぁ、人類史上私たちの観測技術が飛躍的に向上したのはほんのつい最近の事ですからね。
これからも加速度的に初観測がでてくるでしょう。
人類史の中でもかなりドラマチックな時代に生きてますよ、僕たちは☝

そして、この天体は「A/2017 U1」と呼ばれ、米ハワイ大学の研究者が同大の「パンスターズ1望遠鏡」を使って今月19日に発見した。直径は400メートル以下で、秒速25.5キロで移動している。

NASAによれば、この天体が地球の脅威となることはない。14日には地球から約2400万キロ離れた場所を安全に通過。今後はペガサス座の方向に進み、太陽系を脱出するとみられている。

天体の名称は今後変わる可能性もある。この種の物体は初めてのため、国際天文学連合は新しい命名ルールの制定に迫られるだろう。

まぁ、こんなトコになりますが、サラッと通り過ぎましたが「秒速25キロ」とはとんでもないスピードです。1秒後には25キロ先に・・
宇宙を考える時は光のスピードを基準とする事が多いので感覚が麻痺してしまいますが、ちょっと趣向を変えて速度の比較をしてみたいと思います。

速度の比較をしてみよう

まずは僕たちの平均歩行速度 時速4キロ
では、世界、いや宇宙最速と言われる光の速度は 時速 10億8000万km

 

・・・

・・・・全然よく分かりません😰
まぁ、光は1秒間に地球を7週半と絶望的に早いのは間違いないですがいかんせんパッとしません😰

ではもう少し身近なものからまとめてみます。

速度の比較
ヒトの歩行速度4km/h
自転車の平均速度20km/h
チーターの最高速度110km/h
旅客機の速度1000km/h
音の速度1224km/h
今回の彗星9万km/h
光の速度10億8000万km/h

ん~~~、とにかく光がヤバイという事だけが際立ちますね😰

桁が違います・・
今回、太陽系外から来る彗星も秒速25kmと僕たちの感覚からすると尋常じゃないスピードですが光のスピードと比べると話しになりません。
きっと何万年もかかって太陽系にやってきたのでしょう。

それにしても光は・・🙄
想像を絶します。
光が1年間に進む距離の事を私たちは1光年と呼びます。
宇宙を舞台にすると10万光年、2億光年なんて数字はザラに出てきますので宇宙というものがどれほどのスケールかが分かると思います。
ではもし僕たちが太陽系外の近くの星に行こうとするとどの位かかるのでしょうか?

僕たちは太陽系外の星にいけるのか

現在、もっとも速い人工物は1977年に打ち上げられた無人探査船ボイジャー1号2号です。ボイジャーは現在、太陽(系)から185億kmの距離を毎秒17kmで飛行しているそうです。

ちなみにボイジャーは無人なのでこのスピードが可能ですが、もし人が乗り込んだ場合このスピードを維持できるのは不可能です。しかし今回は人類最速の人工物という事で、ボイジャーを参考に登場してもらいます。

では次に太陽系外のご近所さんの星(恒星)を探してみましょう。
ちなみに恒星とは太陽の様に自ら光り輝く星の事です。
もしE.Tを探す場合恒星から近すぎず、遠すぎないハビタブルゾーンを目指す事になります。

今回は、おおいぬ座にある、全天で一番明るい星シリウスにしてみたいと思います。
距離は約8.6光年、この距離は宇宙スケールではまさにご近所さんです。

1光年はおよそ9兆5000億km、毎秒17kmで飛行するボイジャーは計算すると1光年先に行くの約1万9500年かかるという事ですね。
シリウスは8.6光年離れているので×8.6

=16万7700年

・・
・・・
・・・・・。

😱💦

当然ざっくり計算ですが、17万年は現実的には不可能です。
宇宙放射線、食料、燃料、距離、課題がありすぎてもはや何から手をつければいいのか分かりません。
もし宇宙人がいるならこれらの問題をクリアできるのでしょうか?
また、もしこれらの問題がクリアできたとしてやっとの思いで地球にたどり着いたとして、空をグルグル回るばかりでまともにコンタクトすらしてこないなんてあるんでしょうか?
いろいろ考えてしまいます。
また、この手の話をするとワームホールや反重力やら話がつきないので、まとまりのない終わりにしたいと思います。

 

 

初観測! UFOが太陽系に接近してます。

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