貧乏性のくせに愛煙家。そんな私だからこそ気にしたい免税タバコの値段の違い。どこで買えば一番お得に買えるのか? その方法、意外と知られてない「帰国後でも免税店を利用できるよ」というお話。
国内免税店が一番お得
結論から先に申し上げると、一般的に国内で流通しているタバコを買う際、海外の免税ショップで買うより国内の免税店の方が安く購入する事ができる。
もちろん銘柄や為替の影響などもあり「いつでも」とは言い切れないが、現時点ではそう思ってもらって構わない。
免税店の紙タバコは「バラ売りなしのカートン売り」が基本だが、それでは2025年に一般流通している代表的なタバコが国内免税ショップでどのくらい安く買えるのかを見ていきたい。
カートン価格で比較する
メビウス 5800円 → 3800円
マールボロ 6000円 → 4270円
セブンスター 6000円 → 4100円
この辺りが一番の売れ筋だと思うが、カートン買いだと総じて「2000円」ほど安く買える。
タバコは基本的に店頭で安売りする事が100%ない商品なので(商品券やQUOカードも使えない)、この免税価格は愛煙家にとっては実に嬉しいシステムである。
もし、好き嫌いが全くなく「煙さえ吸えれば良くね?」という、わんぱく大人であればこんな銘柄もある。
昭和価格かよ!!
CAMEL 4300円 → 3100円
SPIRIT 4200円 → 2900円
WINSTON 5400円 → 3500円
貧乏意識の高い私としてはどちらも捨てがたいが、残念ながらWINSTONやSPIRITは少々クセが強すぎて私の好みではない。
CAMELは学生時代に吸っていた記憶があり、ハワイ滞在用に久しぶりに1カートン購入したそうな。
加熱式タバコは安くない(アイコステリア)
6000円→5300円
加熱式タバコは元々の税率が低い為、免税の恩恵を受けにくい。両刀使いであるならば、免税ショップでは是非とも「紙巻きタバコ」の購入をお勧めしたい。
更には、加熱式タバコ自体持ち込めない国(シンガポールやタイ・台湾など)もあるから事前に下調べをしておいた方が良い。
最安値で購入する方法
とにかく「まとめ買い」が最強!
免税店では、2カートンパックで売られている銘柄があり、もしそのタバコが推し銘柄であれば迷わず購入すべし! ちなみに免税ショップ内での1カートンあたりの値段を2パックと比較をしてみると・・
メビウス 3800円 → 3650円
マールボロ 4270円 → 3870円
セブンスター 4100円 → 3800円
この値段はほんっと「限界ギリギリ」の赤字価格ですよ! もうこれ以上の値下げは無理! 不可能ですから!
ねっ…… 社長
?
社長〜、お願い〜❤
ちなみに貧乏の神とは、私の心の奥底に住む「時間やお金」を節約する神なのだが、本日は通販会社夢グループの社長(石田重廣)の愛人「保科」が憑依しているそうな。
じゃあ更に5%値引きもしちゃおうかな!
まぁ、愛人かどうかはもとかく… 免税ショップでは「ネットの事前予約注文をしておけば更に5%引き」してくれる・ショップのアカウント作成で割引クーポンの発行・航空会社のクレカ提示で5%割引など、愛煙家には嬉しい割引システムが存在するので、これはもう使わない手はない!!(割引の併用は不可)
ほし〜い社長~❤、ありがと〜💞
お申し込みは・・
これから使用する空港の免税ショップの公式ページに行けば、予約注文が簡単にできる。酒やタバコ・化粧品など一般的に値引きされる事がない商品でも、事前に免税価格が知れたり取り置きも可能。キャンペーン情報なども更新されているので、愛煙家でなくともこれから出国の予定がある人は是非とも事前にチェックすべし!(パスポートと搭乗便名が必要)
※ちなみに保科有里の本名は「嶋 一美」で実家はクリーニング店を営んでいたという
いい「名」じゃないか
まぁ……、 どうでもいんですけどね
帰国後免税店が便利すぎる!
意外と知られてないだけに「どゆ事?」と思われる方もいると思うが、国内免税は出国時のみ利用できると思い込んでいる人もまだいるが、2017年より主要空港では帰国時にも利用できる免税ショップが存在する。
メリットとしては余計な荷物を持ち歩かなくて済む。
以前であれば、渡航先で余計な荷物になっていたタバコのカートンや重量のある酒類などの免税品も、帰国後・入国審査前のショップでゆっくり吟味して購入する事ができるようになった。
滞在期間中にどのくらい消費するのか、帰国時に時間的ゆとりがあるのか、各国の免税範囲などを考慮して有効に活用してもらいたい。
また、帰国後免税店では先述の「事前予約注文」ができなかったり、欲しい商品が品切れになってしまう可能性もなくはないので(一度もないが)、その点は注意してもらいたいところ。
時間があるから、もう一つ無駄話を書いておこう・・
ハワイでタバコは買うな
まず最初に喫煙場所に関しては、日本同様年々少なくなってきていて「前はここで吸えたやん」って場所がどんどん撤去されている(DFS前もなくなっちゃったね)
ちょっと前まではハイアットのバルコニーでも灰皿が用意されていたが、現在はホテル内全館禁煙で喫煙所も敷地内に用意されていない。
今回、中国系がバルコニーでもガンガン吸ってるわ、禁止されているビーチでもガンガン吸っている光景をよく目にしたが、彼等はどこの国でも同じような事をしているね。
そう言えば10年くらい前まではアメリカのどこの喫煙所でも、私のような日本人を見かけるとよくタバコをおねだりされていたが、最近はめっきり声をかけられなくなった気がする・・
それもそのハズ・・
高っっっか!
1箱17ドル超えって、日本円で1箱約2800円(カートン価格かよ!)
これはもうインフレとは関係なく、一般庶民であれば禁煙せざるを得ない価格であり、現地に住む人であればそもそも普段から全く吸わなくなってるんだから旅行者に「おねだり」すらしなくなっているのだろう(欧米系は本当に吸ってる人を見かけなくなった)
先進諸国では総じて国民への健康被害を抑制する為にガンガンたばこ税を上げて喫煙率を下げる努力をしているが、日本のタバコ産業は官僚のいい天下り先だし、国や地方財政の貴重な財源でもあるからチマチマチマチマと…… 全く「タチが悪い」
吸っておいてこんな事を言うのも何だが、とっととオーストリアみたいに1箱3000円くらいに値上げしちゃえば、私も含め8割くらは辞めざるをえなくなるのだろうに。
ハワイの免税も高っっっっか!
1カートン35ドルという事は現在のレートで約5600円。
日本のコンビニとほぼ一緒やん!
3カートン買えば1カートンプレゼントシステムだから、5600×3÷4で1カートンが4300円。 にしても現在のドル円のレートだと圧倒的に国内免税店の方が有利ですな。
えっ?
60ドルってアナタ!? 一瞬「ボッタクリかよ!」と唖然としたが、こちらも3カートン買えば1カートンプレゼントシステム。
しかし60×3÷4で45ドルで「おっ!安い?」 …っとなりかけたが円にすると約7200円!?
日本のコンビニで買っても6000円で買えるのにね(だめだこりゃ)
以上、タバコの購入は国内免税店がお勧めな理由でした。