この1ヶ月間、ある一つのプログラム制作の為にほとんどの時間を費やしてしまった。その分の達成感と報酬はハンパではないものの随分と疲れてしまった。 いつの日かこのページを見る機会があったら、この1ヶ月間の事を思い出し「よく頑張った」と自分を褒めてあげるといい。
それはさておき・・
今どき任天堂の「wii」を持っている人すらほぼいないというのに、おそらくは「世界初!」となる、誰も興味もなければ必要としない… wiiの白黒ケース交換ショーが今まさに始まります(´・ω・`)
Contents
きっかけ(理由)
なぜそんな無駄な事をして遊んでるのかと言うと、自宅のとある部屋のテレビで「DVD見れたら便利だよね、でもプレイヤーを買う程の事もないよね!」という状況ってよくありますよね(よくはないが)
そんな時に、10年以上前に遊んでいたwii(2台)の事を思い出し、そのうちの1台が神機(白)だからDVDも見れる仕様。でも黒を基調とした部屋に白い本体のwiiは合わないよね!
「じゃあ、神機の基盤残して黒wiiとケース交換すればいんじゃね?」という、自分でも何を言ってるのか… やろうとしてるのか分からなくなってきたので、何はともあれケースの分解・交換を始めます(`・ω・´)
必要な道具
・100均の精密ドライバーセット
・精密部品用ペンチ
・CRC
・イボつき軍手
・癒しネコ
ピンクの「癒しネコ」が必要かどうかはさておき、私の場合は上記4点で何とかなった。 今回、固くて回せない精密ネジが多かった為、CRCは必需だったと思う。また、精密ドライバーは持ち手が細く力が入らないという特性上、それを補うためにも「イボつき軍手」がどうしても必要であった。
それと、wiiの外装ネジは基本全て「プラス」だから、精密プラスドライバーのみで事足りるが、後述するが微妙にマイナスも必要となる場面があった。 では早速作業に移ろう。
分解作業開始
まずはフロント下部の目隠しテープを剥がし8.3mmのプラスを外す。この際、目隠しテープは再利用するつもりでキレイに剥がした方がぐっと。
次にコントローラーパネルの赤丸のプラスを外す。 下の写真は、プラスネジが外れているのに落ちてこないで、マイナスをネジ下に噛ませプラスで押し回して引き抜いているところ(何箇所かそんなネジがあった)
次にシリアルナンバーが打たれている面の赤丸部分のゴム足を外し、5.9mmのプラスを外す。
するとフェイスプレートを外す事ができる。
ゆっくり丁寧にね
赤丸部分の基盤から、LEDケーブルコネクターを外す。私は精密部品用ペンチで左右にこじりながら外したが、毛抜きやピンセットなどでも代用可能かも。
次にコントローラーカバーと、メモリーのポートカバーを外す。コツはベゼルに対して垂直にした状態で上にこじると外れやすい。
ついでに赤丸部分の4.1mmのプラス2本も外しておこう。すると、ベゼルがコントローラーポートから外れるようになる。
そのまま赤丸の5mmのプラス2本を外す。
次にシリアル面の3カ所の目隠しテープを外し、赤丸5mmのプラス2本、青丸8.2のプラスを1本外す。
次に底面のゴム足を2箇所外す。
すると8.2mmのトライウイングネジが奥の方にあるのだが、力を入れずらいポイントだし、固いわで「ネジ山」をなめそうになってまぁまぁ苦労した。
なぜなら、もし1本でもネジ山をつぶして外せなくなれば、この計画全てはオジャンになってしまうからだ(慎重に慎重に!)
まぁ、ネジ山をつぶしても方法はなくもないがかなり面倒くなるのは間違いない。
ネジ周りをマイナスでこじりつつCRCを流し込み… つつ慎重にネジを取り外す。
するとようやく側面がガバッと開くも、予想はしていたものの最大の難所に到達。
マジか!?
基盤がほぼベッタリと片面に張り付き、ケースだけを取り外すのは至難の業…、 ってか完全にバラすには1時間はかかりそう… いや! もう一台もバラさなきゃいけなくて、組み立てもしてると往復4時間はかかってしまう。
ムムムムムッ・・
5分ほど考え込んでしまったが…… 今回の目的はwiiのケースを全て交換する事ではなく、フェイスパーツ付近(ガワ)が黒色であれば「ギリオッケーじゃね?」と、毎度のごとく自分に都合良く考え始めるロンリーオンリー。
基盤面はそのままでも問題なし! という結論に辿り着き、組み戻し開始(´・ω・`)!
完成!!
こう見えてブラックwiiが神機で、ホワイトwiiが4.3jなんですね。何やら私自身もよく分からなくなってきたが、正面もいい感じeee!
まさかいい歳したオッサンが、真夜中にこんな事をやってるのは、世界広しと私だけと誇ってもいいのではないでしょか…。
ダサッ!
世界に一つだけの…… ではなくヘンテコなwiiがここに2台誕生しましたとさ。メデタシメデタシ・・