オイルフィルター（エレメント）が固くて狭くて回せない時にお勧めのツール【イヴォーク編】

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いつだったかイヴォークのエレメント交換をした記事を書いた時の事なんですが・・

 

 

 

そんな質問をいただいた記憶があったので、「いつか返したい…　いつか返信しよう…」と思うも願いむなしく・・

 

ご存知、私です🙏

 

「返信してこいボケナス！」っと思われたか思われなかったかはさて置き、今更ながら当時の写真を振り返りながら便利ツールを紹介しちゃうよ✌︎(‘ω’)✌︎

 

オイル交換は上抜きが楽チン○ン…

 

「ぶらぶらソ〜セージ〜♪   」……は全く関係ないのだが、まずエレメントを交換する前にどうしてもお伝えしたいのは「オイル交換はとにかく上抜きが楽すぎる！」

写真上のようにボールに圧力をかけて、チューチュー吸い出すだけであら不思議！「あっ」っという間にオイル抜きが終わってしまう。

 

 

 

 

 

-子供かよ-

 

 

 

 

 

イヴォークは4.6ℓかな

 

ボールに目盛りがあるから、抜けた量も分かりやすい親切設計。「一家に一台！」とまでは言わないが、車好きならぜひ持っていて欲しいアイテムだ。

オイル交換する為にわざわざ予約してショップに行ったのに「結局40分待ちかよ！」なんてプチイラしてしまうのであれば、ヒマで爆死しそうな時にチャッチャと自分の都合で作業できちゃうこの方法は、「時間」を節約したい全ての人類に超絶お勧め。

 

 

そうそう…  外車だと2万くらいする時もあるオイル交換も、この方法なら3000円でお釣りがきてしまう。
読みにくいのは承知済みですが、雰囲気だけでもこんな感じ↓

 

 

では、オイルがカラッカラの状態になったので次にエレメント交換に移ります。

フィルターが狭くて固くて回せない！

 

車体に潜り込んで下回りカバーを外し、エンジン部分を見上げるとフィルターが確認できる（白い筒状の）

一見して配線やらエアホースに阻まれて不穏な空気に包まれる。　カプラーを外しエアホースをどかして隙間に手を入れるも案の定、力が入らず回す事ができない。

 

 

……っと、スマート男子はそんな事でイラついたりはせず、上品かつ優雅にそっとこの「ツール」を取り出すのだ。

フィルターレンチが便利すぎる！

 

昔まではカップ型レンチやプライヤーレンチが主流だったと思うのだが、カップ型であれば特定の「型」しか対応してなかったり、最近の車はエンジン周りにそれほどスペースがないからプライヤーで掴んで悠長に外せる車種も限られてくる。

可変式で左右どちらでも回す事ができ、様々なタイプ・大きさのものでも「ジャストフィット！！」　……は盛りすぎだが、値段は1000円前後と激安のくせにいい仕事をしてくれる。

フィルターレンチの使い方

 

「工具」に慣れてないと少し戸惑うかも知れないが使い方はいたって簡単。
3本の爪をフィルターの凹みに噛ませて回すだけ。真ん中の六角ソケットはそのままスパナで回す事もできるし、取り外して手持ちのソケットレンチでアレンジも可能。

エクステンションバーを使う

 

今回はかなり手狭な箇所での作業になるので100mmのエクステンションバーを使う事にした。　爪さえ噛ませれば何とでもなるが作業効率が格段にアップする。

フィルターを緩める際の注意点

 

フィルターの凹みに合わせて爪を合わせないと引っ掛かりが悪くツルツル滑ってしまう。

もしフィルターからオイルが漏れていて、少しでも油で滑りやすかったらパーツクリーナーなどで脱脂してから凹みのところにガムテープでも巻いてあげて抵抗を増やすと簡単に緩めやすくなる。

ちなみにまたまた話しがそれてしまい大変恐縮ではありますが、友人宅のキッチンで備え付けの浄水器のフィルターがどうしても外せなかった時の事を思い出した。

モンキーでもスパナでもカラスでもフィルターがビクとしなくて、仕舞いには近くの水道業者に来てもらっても「カルキで固くなりすぎちゃってフィルターだけ外すのは無理ですね、工具が入らないから浄水器ごと変えないとダメです」と太鼓判。

そこで友人は、暇人かつ好奇心旺盛な私に白羽の矢を立て相談してきた。　電話で事情を聞いた私は、一通りの工具と今回のフィルターレンチを持っていきマイナスを噛ませて「グリグリ… グリグリ…」

 

 

 

 

ちょっとしたツールを知っているか知らないかで、トラブルから抜け出せる確率が大幅に変わってくるのは人生全般にも言える事。

それ以来、私は友人家族に「神」扱いされているのは言うまでもない。

 

 

 

※説明が遅くなりましたが、貧乏の神とは私の心の奥底に住む、時間やお金の節約を司る神の事である。

 

 

フィルターを左回りで外す

 

フィルター分のオイルが出てくるので廃油受けはマストでござる。　最低５分くらいは廃油がポタポタしてくるのでフキフキしながら、ゴムホースなどについてしまった油分をしっかりとお掃除。

そうそう！
最後に、新しいフィルターは「ねじれ防止・圧着」の為に、Oパッキンにはしっかり油をぬりこみ取り付けましょう。

ちなみに当時の写真を見ていたら、その後にフィルターを分解・顕微鏡観察するという私の奇行写真を発見したので近いうちに暇つぶしにアップするでござる。

それではまた・・