悪意ある詐欺師達が仕込んだ「ブラウザクラッシャー」に出会ってしまいウィンドウが閉じれなくなったら、「強制終了」するのではなく、タスクマネージャーからウィンドウを閉じてあげましょう☝
「ブラウザクラッシャー」なんて嫌やねぇ
長年インターネットをしていると必ずと言っていいほど出会うのが、「ブラウザクラッシャー」です。
元々はwebページのプログラムに特定のスクリプトを設置して、閲覧者に面白写真やショッキング映像をみせるなど、イタズラ目的として使用していただけなんですけどね。
プログラム自体が簡単なので誰にでも作れる事をいい事に、悪者はその機能を詐欺のツールとして使っているんですね。
「ブラウザクラッシャー」の症状で最も有名なのが、閲覧者が特定のページを訪れるとブラウザ(ウィンドウ)がポンポンポンって現れ、酷いものだと10個・20個と作り続けていきます。
元々はポップアップの広告であって、最終的には特定のページに誘導したいのですが、その前にフルメモリーでフリーズしちゃいます(-_-;)
あとはフルスクリーンに勝手に変えられたり、逆にウィンドウを隠されたり、大音量のアラート音やビープ音をだしてきたり、ブルーバックで怪しげな英語で警告してきたりと・・
ブラウザクラッシャー自体、基本的に「ウィルス」ではないので、デバイスを乗っ取ったり、個人情報を抜き出したりする事はできません。
ただし詐欺師達は、こういった機能と状況を巧みに詐欺に利用していきます。
詐欺師の手口
ポンポンポンっていくつかブラウザが立ち上がった後、最終的にこのような画面でフリーズする事があります。
大音量のビープ音に「Microsoft」からの警告(偽物)、パソコンのIPアドレスが書き込まれてたりと、閲覧者の情報を把握しているような文章が書かれてるのが特徴です。
更に手が込んでくると、勝手にパソコンのカメラを立ち上げ撮影した写真も添付してある事もあるそうです。(スマホ詐欺で、以前流行りましたよね)
詐欺師達は、こういったプログラムをアダルトサイトやダークウェブ、違法著作権DLサイトに仕込んでいる為、閲覧者としては「負い目」もあり、誰にも相談できずにまんまと記載の電話番号に連絡し、香港経由、転送からの〜♪インドネシア辺りの片言のオペレーターに言われるがままにお金を振り込んでしまい、詐欺終了ʅ(◞‿◟)ʃ
更におめでたい事に、詐欺師達のデータベース(カモリスト)に貴方の新たな個人情報が保存される事になりましたとさʅ(◞‿◟)ʃ
って話しになれば、そんな事は古今東西これからだって常に詐欺師達は、手を替え品を替え、時事ネタを巧みに使いこなし、様々な方法で情弱な人々からお金を騙し取ろうと考えだしてくるが、騙されない為の方法は単純です。
「無視するだけ」
どうしても気になったら、誰でもいい、誰か一人にでも相談すればいいだけ。
生きていれば様々な「詐欺案件」に遭遇するが、僕に相談してくれた友人知人は、一言僕に聞いてくれたおかげで、いかに理不尽な内容なのかを指摘する事ができたので事前に詐欺被害から防ぐ事ができた。
結局、詐欺被害に遭う人は、誰にも相談できない人なのだ。
1000人引っかけて99%は無視、残りの6人が返電して、最終的に2人が振り込む程度の確率だろうか・・・
まぁ余談はいいとして、基本的に普通、みんな無視をするのが当然なんですけどね。
今回の僕のケースもそうなんだけど、いざフルスクリーンにされて、大音量のビープ音だされて、キーボードもマウスも効かないなんてなると普通の人は焦るし、他にデバイスがあればそこから調べるって手もあるけど、やっぱりみんな面倒くさいと最終的には「強制終了」しちゃうんですよね。
一応の為・・
・「Ctrl」+「Alt」+「Delete」を同時に押す
・電源ボタンを長押しする
・「command」+「ctrl」+「esc」を同時に押す
・電源ボタンを長押しする
最近の若い人達は、「強制終了」にそこまで抵抗なくバンバンやるらしいんですが(立ち上がりも早いしね)、ただ良いか悪いかって言ったらパソコンに負担をかけてるのは事実であって、できる事なら「強制終了」は避けて通りたい!
そんな貴方にピッタリなのが・・
タスクマネージャーでブラウザを終了させよう(Ctrl + Shift + Esc)
タスクマネージャーとは、現在パソコン上で起動しているアプリ、バックグランドで動作しているプロセスなどを管理しているプログラムです。
タスクマネージャーを立ち上げると、起動してるプログラムのCPU &メモリーの使用率が一目で分かり、大変便利で僕は昔から使用してます。
フルスクリーンなどで固定化されたブラウザも、このプログラムから終了してあげましょう。
タスクマネージャーを見ると、フリーズ状態だった僕のパソコン上では3つのアプリケーションが起動している事が表示されています。
ウィンドウがいくつも立ち上がり、悪さをしているブラウザが「FIRE FOX」なのは分かっているので、右クリックで「タスクの終了」選択します、
「FIRE FOX」を全て終了させると、フルスクリーンモードも解除され、またパソコン操作ができるようになりました。
これでいちいち「強制終了」する手間が省けますね。
まとめ
この手のプログラムは、ブラウザが持ってる通常の機能を悪用し、閲覧者の不安を煽り詐欺を働こうとしているだけなので、基本的にはセキュリティーソフトも反応しない事が多いのです。(ウィルスじゃないから)
ただアングラサイトに頻繁に訪れる人は、「Ctrl + Shift + Esc」は普段から覚えておいた方がいいでしょう。