「因果応報」物事には原因があり結果がある。流れができるにはまずきっかけがある。
このお話は1日平均30本強、中○3年より毎日タバコを欠かす事なく吸い続け、「健康」にも「お金の節約」にも全く興味がなかったオス猫が、何をきっかけでタバコを吸わなくなったのか・・・
また、これから何がきっかけで吸い始めるのか・・・
そういったこれまでの経緯、流れ、気持ちの変化を記録に留めておこうと筆をとった次第であります(筆なの?)
ちなみに実は「禁煙」という確固たる意志は全くないので、いつ吸い始めるのか、このまま吸わないのかは未知数である。(この1年近くは紙タバコもIQOSも電子タバコも吸っていないという奇跡)
話しが少々長くなりそうなので、興味のない方はそっ閉じで(・ω・)b
喫煙者の方であれば、どうぞ一見の価値は・・・
備忘録! 始めます・・
Contents
車でタバコを吸う習慣がなかったのが禁煙への第一歩だった
基本的に車は大事な家族の一員と考え、大切に乗りたいと思う僕は、運転しながらタバコを吸う習慣がなかった。
なぜならタバコって気をつけて吸っていても、絶対に「火種」が落ちてフロアマットが焼け焦げるし、「灰」が散って車のシート周りを汚くする。加えてタバコのヤニは車内を黄ばみさせ、うっすらとベタついてくるのが嫌で、車内ではタバコを吸うという事は基本的にはなかった。(若い頃はガンガン吸ってたけど)
僕の場合、このマイルールが「禁煙」をより易くしたのだと思う。
それと人を乗せる機会が多かったので、タバコ嫌いな人に密室空間で副流煙を浴びせたり、そもそもタバコの匂いをさせるのは、あまりにも相手に対して配慮が欠けてますからね☝
自分の「健康」とかはどうでもいいけど同乗者には不快な思いをさせたくない、車にも「火種」なんか落として火傷させたらかわいそうなどの配慮があり車内禁煙にしてきたんですね(自分はね)
※猿芝居警報発令中・・
タバコからiQOSに変えるきっかけ
そんな心優しい僕にある一大事が起こります。
2年程前にある事情があり成城の、とある施設に毎日通わなきゃいけなくなったんです。(結果的には半年ほど)
その施設は地下から屋上まで常に警備員が見回り、研究所以外の火気は厳禁。もちろん駐車場の車内も禁煙を念押しされていたんですね。
全てのゲートを通過する為に必要なIDカードには位置情報まで仕込まれ、尋常じゃない量の監視カメラには5人の常駐警備員が常に目を光らせている。
隠れて吸う事も不可能な状況だ。
駐車場の車の後部座席であれば隠れて吸えない事もないだろうが、窓ガラスを開けて吸っていれば、花の蜜に吸い寄せられるミツバチの如く警備員さんが飛んでくるであろう・・
何よりも前述した様に、車内でタバコを吸うのはマイルールに反する。
定例会議を含め7時間は基本的にその施設内から途中外出もできず・・・
車内で吸わないとなると、自宅を出ておよそ8時間半はタバコが吸えないが果たして耐えられるのか・・・
何か方法はないものだろうか・・・
本来、これを機会に禁煙を始めればいいのだが、「外からの力で禁煙をするのはシャクに触る! やめるんであれば自分からやめるんだ!」と、中毒者特有のご都合理論を片手に必死にタバコを吸える方法を考えます。
そんな一人ノリツッコミをする日々に光明が・・・
なんとこの頃、世間的には次世代のタバコと言う触れ込みで「iQOS」がすっかり人気になっていたんですね。
僕の周りでも既に浸透してたんですが、それまで一切興味を示さなかった僕もいい機会だから試してみる事に・・
数日間、使用してみたところ・・
iQOSとは・・・
あえてこんな所で説明なんかする必要は全くないんですけどね、一応。
一言で説明すると「加熱式タバコ」と呼ばれています。
iQOS専用の器具に、普通のタバコより半分ほどのサイズのiQOS専用タバコを差し込みスタートボタンを押すと、電気の熱で葉っぱが蒸されて喫煙ができるという訳なんですね。
「火」を使わないのが特徴です。
紙タバコと同じようにニコチンを摂取できるので、僕は何の抵抗もなく慣れる事が出来ました。
その後2年間はiQOS生活をしていたので、そのメリット・デメリットを書いておこうと思います。
iQOSのメリット
- 火を使わない
- タールが出ないので歯の黄ばみ、部屋の黄ばみがほぼナシ
- 吸い心地がほぼタバコと変わらない
- 蒸しタバコだから灰が出ない
- 副流煙が出ない
- 特有の匂いはあるがタバコより少ない
- 風通しさえすれば匂いは残りづらい
- 寝タバコしても安全
iQOSのデメリット
- 器具の初期費用がかかる(8000円くらい?)
- 維持費用もかかる(バッテリーの劣化等で)
- 毎回充電しなければ使えない
- 銘柄が基本的に「Marlboro」しかない
- 「Marlboro」が韓国産というのも気になるところ
- そうじが手間すぎる
- 臭いが独特すぎて嫌悪される事もある
- 連続吸いが出来ない(現在のはできる)
そしてiQOS生活が始まった
結論としてiQOSはとにかく面倒くさい。一箱吸うごとに機器のそうじをしなきゃいけなかったり、初期費用だの維持費用だのって普通のタバコであればライターさえあればいいものを、余計な費用と手間がかかっていたと思う。
しかしその面倒くささを上回る程のメリットがiQOSにはあった。副流煙が出ないのも良かったし、歯の黄ばみは確実に落ちていった。
寝タバコができるのも嬉しかった。
そして何より灰がでないから車を汚す事もなく、匂い残りが少ないので車でiQOSを吸っても、その後窓ガラスを開け少し走ってれば、タバコを吸わない人でも、その臭いに気づく事がほとんどなかった。
※窓を開けて吸っていると、風に乗ってなぜかIQOSの不快な匂いがトランクに溜まるという現象は嫌だった。
つまり僕は成城に通っていた期間、移動中に車でiQOSを吸い、休憩中も車の後部座席でたまにはiQOSを吸っていた。
何とか自分自身に言い訳をして、この期間はマイルールを変更して乗り切った。一応施設側の「火気厳禁」も・・
蒸しだもんね
っと、お得意の自己正当化で何とか乗り切った。
結局iQOS生活はどうだったのよ?
吸う本数はこの頃も1日30本程度と、普通のタバコとあまり変わらなかったと思う。しかし2年間でiQOS機器を3台も買っていたので(予備用も含め)、「この先一生iQOSを吸っていたらフィリップ・モリス社のいいカモだなぁ」っとは常々思い、悶々としていた。
一生iQOSの奴隷は嫌だなぁってね。
ちなみに普通のタバコに比べて有害物質を95%カットしてるから体に悪くないとするいくつかの研究所のオフィシャルな発表があるが、そんな話しは絶対に信じない方がいい。WHOが公式に発表してるならまだしも、そういった研究所はおおよそフィリップ・モリス社の資金的援助を直接的にしろ間接的にしろ受けているのは間違いない。
っと言うより、WHOの見解だって信じられたものじゃない。(2020年1月の中国発のコロナウィルスの初動見解も、中国から多額の援助を受けているWHOは明らかに中国に忖度をしていた節がある)
結局信じられるのは自分の感覚だと言う事だろう。
理論上、葉っぱを燃焼させていないからタールがほとんど出ないという事は理解できる。つまり歯や部屋の黄ばみはかなり少なくなったのは間違いないだろうが、健康リスクは普通のタバコとほとんど変わらないと思った方がいいだろう。
ニコチンを摂取できてるから吸いごたえの満足感はまぁ当たり前として(喉と肺へのキック力)、むしろ「蒸しタバコ」という点は明らかに歴史が浅い分、リスクがハッキリしていないのが現状だ。
日本は一時期、iQOSの売り上げ世界シェア96%という国民総出の臨床試験場となっているので、これから長い目でそのリスクなどが結果として現れてくるのだろう。
さて、これでタバコからiQOSに変えた経緯は書けたと思う。
現在僕は、タバコもiQOSも電子タバコも吸っていないが、もし仮に紙タバコから急に「禁煙」しようとしても絶対にできなかっただろう。そういった意味で言えばiQOSを吸っていた日々も決して無駄ではなかったのだと思われる。
では、次回?? 「禁煙への道のり2 iQOSから電子タバコ編」をいつか記録に残そうと思います。
めでたし、めでたし。