まずは、よくこんな事を3年も続けてきたと、自分で自分を褒めてあげたい。
いえいえ… 私、名のるほどのモンではありませんて・・
でも・・・
毎月、耳鼻科に行くのは面倒だよね・・
そう… 舌下免疫療法・錠剤バージョン(飲み薬もある)は毎月、かかりつけの耳鼻科に行って薬をもらってこなければいけない。
私は家から歩いていける距離に、舌下免疫療法を扱っている耳鼻科があったから何とか続いてるが、もし遠かったら続いてなかったかもしれない。
それでも面倒くさいから、まとめて半年分の薬を出して欲しいとお願いしたがそれは無理、先生との問診が必要だ。しかしコロナが流行してからは、問診というより3mくらい離れた場所に立って「どうですか? お変わりありませんか?」
本当にコレ必要なの?
それといつの頃からか 「初診」の規定が変わっていて、病院に行かなくなって30日を1日でも経過すると、「再診」ではなく「初診料」を取られている事に、最近気がついた。
30日分の薬をもらい、3回ぐらい飲み忘れると、どうしても30日を過ぎてから病院に薬をもらいに行く事になる。
受付の人もシステム的に自動清算だし、僕もカード払いだったから気づかなかったが、一体3年間の間に何十回「初診料(1000円くらい)」を余計に取られた事だろうか。
ちなみに舌下免疫療法の毎月の薬代は1760円くらい。 病院によっては2500円以上したりと、差があるという事を初めて知った。
毎日一錠飲むのも面倒だよね
これまでの人生で、毎日薬を飲むという習慣がなかったからこれはかなり面倒くさい。
当初は「いつ服用してもいい」と言われていたが、最近は「できれば食後で決まった時間がいいですねぇ」に変わっていた。
ルーティンの生活をしてる訳ではないので、よほど意識していないと、旅行や外泊時はどうしても忘れてしまう。
一体いつまでこんな生活しなきゃいけないのかと考える事もあるが、一応は3年間続けて服用すればその後も効果が持続(期待できる)するらしい。今年の10月?で3年が経過するが、来年の花粉シーズン終了までは続けてみようと思っている。
舌下免疫の実際の効果
まず効果を語る前に、舌下免疫療法を始める前の症状を書いておくと、実はそもそもがそんなに酷い花粉症ではなかった。
私が発症したのは、ぼんやり30歳くらいの時。
花粉シーズンになると、何となく目がかゆく、たまにくしゃみ、ピーク時一週間が異様に目がかゆくなり我慢する事をしないから・・
ゴリゴリゴリゴリンゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリンゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリンゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴ
こわいて・・
オマエもか・・
そのピークの一週間だけ目がかゆく赤くなっていた。逆を言えば、一週間さえ我慢すればよくて、元々が軽症だったのだろう。
舌下免疫療法の実際の効果
服用から最初の1年目のスギ花粉飛散シーズンは、びっくりするくらい効果があった。始めてわずか半年位なのにほぼ花粉症の症状がなかった。
2年目のシーズンもかなり快適だったが、一年目よりは目がかゆかった印象だが、やはり目が赤くなるという事はなくなった。
3年目の今年も普通に快適だが、花粉自体の飛散量が例年より多いらしく(毎年言ってない?)、1日に一回くらい寝る前に無性に目がかゆくなり、ゴリゴリとかいているが目が赤くなる程ではない。くしゃみも1日一回くらいしてるかも。
ちなみにかゆい場所を容赦なく〝ゴリゴリゴリゴリゴリゴリ〟かくのってとにかく気持ち良すぎる。
ってくらい気持ち良くて… つまり僕の中ではエクスタシーと言えるくらい気持ちいい。
エンドルフィンやドーパミンがドロドロと溢れてくる感じがして、もう先の事なんか考えていられない。たとえミミズ腫れになろうが、目が腫れようが、とにかく気持ちいいからかきまくってしまう。
こういった自分の弱さを知っているからこそ、舌下免疫療法で元々の「かゆみ」を抑えられたらというのが治療を始めたきっかけだった。そういった意味から言えば、成功しているといえるのだろう。
3年ちょっとで約7万円と、毎月の病院通い、毎日の服用という面倒があるものの、やって良かったと思っている。
また来年の経過報告と、服用を〝やめた後の効果の持続〟もできたら記録に残していこうと思う。
花粉症で苦しんでいる人には是非とも参考にしてもらえたらと思う。ちなみに舌下免疫療法は花粉が飛散している時期は開始する事はできない。病院にもよるのかもしれないが、僕の通院してるトコでは6月1日が初年度の治療始めだ。