我が家では基本的に、私の証券口座はアクティブ運用、奥さん子供達の口座は「優待」狙いの長期運用(パッシブ)などで使い分け、私が一括で管理しております。
優待狙いの場合、頭数が多ければ多いほど有利になるので子供達の「ジュニアNISA」を積極的に活用しています。
一般的にジュニアNISAのメリットは、相続税対策・税制優遇措置を受けたいという人が多いと思いますが、私の場合は合わせて「教育」が一番の目的だと思っています。
どういう事かと申しますと、子供達が将来自分宛(名義)で大好きな企業(ディズニーetc)などから様々な優待商品が自宅に届く事に対して「何でだろう?」と疑問に思い、興味が湧く時がくると思うのです。
その時になって一緒に、学校では教えてくれない「投資」や「お金」の事について考え、学べる機会が持てるという事です。
もしそこで更に興味を持ったなら、現代社会の基盤となるルール(資本主義経済)や仕組み・矛盾なども話してあげようと思っています。 私は、子供達が仮にどれほどの才能を持とうが奔放に育とうが、それでも時代に合った最低限の金融リテラシーは必要だと考えています。
っとまぁそんな理想論はさて置き、またまたやってきた「JMホールディングス」の優待内容を見てみましょう。
肉祭りかよ!!

それもそのはず… JMホールディングスは首都圏を中心に焼肉レストランやスーパーを展開している、精肉店より起こされた企業で最近では「肉フェス」のイベントなども企画・運営をしています。
まぁ個人的嗜好は置いといて、物価高騰のこのご時世「ムネ肉」でも贅沢は言ってられません。
JMホールディングスの優待品目
さすがに優待狙いで10000万株も買う人はいないと思いますが、よほどのマニアじゃない限り100株で充分です。
あぁ… でもここは10年ほど前でしょうか、上昇トレンドに乗って1000株を利食いさせて頂いた事を思い出しました。
配当金で1人4000円×3頂けるようです
優待と配当利回りで3.8%、まぁ良しとしましょう。
これからはどうしたって日本もインフレ圧力とゼロ金利政策で、よほど目的がない限り貯金してても実質目減りしていきますからね。
「ドル円149円を更新!!」
最近ではよくこんな、マスコミの煽るような「日本ヤバい!」な記事を見かけるが、率直に申し上げて「だから?」としか言いようがない
金利差がこれだけつけば不思議ではない成り行きだし、そもそも日銀が金融緩和維持を続けてる以上自然な流れ。
毎回センセーショナルに報じるのはいいが、対円のポンド・ユーロ・人民元は歴史的円安とは程遠い。
インフレを退治できないアメリカが苦し紛れに金利で押さえ込もうとしてるだけで、いずれ金利の終着点が見え始めた時には巻き戻しが必ず起こる。
手前味噌ですが…
更には現在、資源インフレで一人負けしてるヨーロッパが酷い事になっていて、合わせてC.Sショックが現実化すれば「世界恐慌」も現実味を帯びてくる。
これでタイミングよくコロナとウクライナ問題が収束に向かうような事になれば、為替が反転して結果何もしなかった日本の一人勝ちだったね… なんて事もあり得なくもない(長期的衰退は免れないが…)
欲にまみれれば日本への不満は多いかもしれないが、現在の為替と資源高の中、この物価を維持できてるのは官民他方の努力の賜物。
今だに日本が最も安心できる国で間違いないと思うし、日本の唯一の不安は少子高齢化への対策だけだではないだろうか。
que será, seráですな…