2018年9月20日
魚べい,寿司

僕が今、回転寿司屋の中でも一押しの「魚べい(元気寿司)」を参考に株式投資とはなんなのか?
株の醍醐味とは何なのかを迫っていきたいと思います(`・ω・´)

流行のアンテナを張る事

 

株式投資をしていく上で、「流行のアンテナを張る」という事はとても重要な事ではないかと僕は思います。
言い換えれば「情報のアンテナ」とも言えるかもしれません。

例えば・・・

  • 世界経済が今後どう動いていくのか?
  • 投資先の周辺国での戦争リスク
  • 投資先業種セクター全体の今後
  • アメリカ、中国の動向など

株式投資をしていく上で、こういったマクロ的な視点も少しは必要かもしれませんが、本当に重要な投資先というのは、意外と身近なアンテナから発見できるケースも多いです。

例えば・・・

  • 女性の行列ができている店
  • 女性がこれから好みそうな商品
  • 子供が好きそうな商品、関連場所
  • 女性にまた行ってみたいと思わせる場所
  • などなど・・

こう書いているとやはり経済活動活性化の中心にはいつも女性や子供の姿があり、それらの感性、動向、今後の展開、将来性から投資先を決める事が多々あります。

今回、僕が数年前より投資していた企業が、この記事のタイトルでもある「魚べい(元気寿司)」になります。

魚べいとは東関東を中心に「廻らない回転寿司屋」として多数チェーン展開している元気寿司の事です。

魚べい(元気寿司)に投資した経緯

 

5年ほど前の話です。

外食チェーンにも多数投資している僕は、もはや回転寿司であれば株主優待でどこのお店でも食べ放題状態(タダ)になるんですが(ほぼ金券ショップで売ってますが💧)、この日ある女性から美味しい回転寿司屋があると連れられて行ったお店が「魚べい」。
初めてのお店(出会い)でした。

なるほど・・・

  • 大型の駐車場は全て満車
  • 店内は他チェーン店と比べても洗練された内装
  • 当然、接客も◎
  • 回転寿司と言っても全て注文式
  • しかも出てくるまでの時間が早い
  • 不必要に寿司が回ってないので食品ロスがない

全てにおいて合格点でした。

男って結構(僕だけ?)、小汚い店が落ち着いたり、好きだったりするんですが、女性は無条件でキレイな(オシャレ)な店を好みます。
他の回転寿司チェーンと比べても、「魚べい」の内装はとても洗練されてました。

こりゃ来るなぁ・・・ 

 

その日のうちに、この会社の事を調べ上げます。

魚べい,寿司5

当時は当然PERも低く割安感もあり、上記の理由、将来性、決算内容、何よりも海外に出店を始めていたのが気に入りました。
外食産業全体に言えることですが、国内のパイを食いあってそこで成功し、あぐらをかいて満足している。
日本のサービスは間違いなく世界一だと思っている僕としては、こういった会社は是非応援したいです。

とりあえずは2000株  200万

ほどを翌日に成り行きで購入。

いい会社を見つける。

あとは放置プレーです(ノ)・ω・(ヾ)

魚べい株のその後・・・

 

魚べいはその後、過去最高益を更新し続け、19年3月期の経常利益を18億円から25億円と過去最高益予想を更に上乗せ絶好調です。今だに御飯時だと駐車場は満車状態です。
現在、株価も連日で上場来高値を爆進中です。
魚べいの株は、実は何度か利確したり買い直したりもしてるので実際には利益はもっと大きいですが・・

魚べい,寿司6

実に僕が購入してから5倍以上にはなっています。現在の利益分だけでも4桁は確実です。
更に配当金、食事優待券が半年ごとに送られてきます。(優待で年3万円分 2018.9月時点)

コチラ→元気寿司の配当、優待の詳細

コチラ→現在の元気寿司の株価

株の醍醐味を語りたい

 

ここで僕が言いたいのは・・・

 いいだろぅ?  株は儲かるんだゼィ?

 

そんな事ではないんです。少し精神論になってしまいますが・・・

いい会社を見つけ、投資をする。
その会社は投資家から集めた資金で更に出店をして、利益を上げる。
業績が良ければ株価も上がり、株主の配当金も増えてみんなニコニコ。

そして今回の「魚べい」のケースで言えば、その利益を元に、世界に日本のサービスを広めてもらう。
そして、その国の人にも日本のサービス、味に満足してもらう。

こういった良い循環、流れが結果的に消費者を幸せにし、その会社に携わる人々も幸せにし、結果投資家にも大きな利益をもたらしてくれる。

最近、行き過ぎた資本主義に対する警鐘を鳴らし、否定的な意見があるのも分かりますが、本来はこういった成長サイクルを助けるのが株式投資であり、これが株式投資の一つの醍醐味だと僕は思うのです。

株と言うと、どうしても短期のデイトレーダーなどが目立ち、ギャンブル的な要素で見られがちですが・・
まぁ市場にボリュームを持たせる為にも(ホットマネーも必要とは思いますけどね。)

「魚べい」株(元気寿司)は買いなのか?

 

残念ながら、2018年9月現在、「魚べい」の株は仕手株化されて素人には危ない銘柄になってます。
仕手株とは、本来の業績や将来性による株価の変動だけではなく、短期的な儲けを期待した大口の投機家が参入している可能性があるのです。

これは以前発表されたの回転寿司チェーン大手の「スシロー」との業務提携、及び株式交換比率の交換など、それに対する値上がり期待、値下がり期待、様々な思惑の中で現在、上場来見せた事のない上げが続いています。
2018年9月、先程、取引所により「売り禁(※2)も発動され、ますます素人(僕もですが)には難しい銘柄になってきました。

しかしまっとうな商いをしていて、成長性もあり実態のある会社なので、当然収まるべき値段には収まるとは思います。

一般的には「売り禁」が発動すると、当然出来高も少なくなりジリジリ下げていくのがセオリーですが、さて今回はどうなるか・・・

9月17日の板を見ていたかぎりでは、下げても大口がどんどん拾っていってる様な・・

ゴマ
「買いは家まで、売りは命まで」って株の格言があるよね(※1)

 

シー🤫 余計な事を😠
売り方さん、どうぞご自愛を・・・・・🙇

かく言う僕も若い頃、デイトレで遊んでいた頃「阪神電鉄」の空売り後の「売り禁」😱💦
その後、毎日の様にストップ高😱💦(逆日歩は10倍適用だし😱😱)
買い戻そうにも買えず😱💦💦
後にニュースにもなった「村上ファンド」が買い上げの黒幕だったという・・・
命までは取られなかったけど、当時の数百万は痛かった😩

若気の至りですね(いい経験でした)

 

そうそう☝
元気寿司の方はもしかしたら今の株価から2倍も夢じゃないかもしれませんねƪ(˘⌣˘)ʃ

さて、どうなる事やら・・

僕は基本長期投資を歌ってますが、桐谷さんの様に全く放置という事はなく、ほどほどメンテナンスをしているので、半分は利確するかもですね☝
桐谷さんは、この記事で書いてました。

 

株の醍醐味のまとめ

 

今回もまた余談続きの内容でしたが、投資先と言うのは難しく考えなくても意外と生活の身近なところにも存在しているという事です。

いい会社を見つけて投資をする。
投資家は資金面でバックアップをし、企業は社会に貢献できる商いをして、消費者はその恩恵をうける。
そして、また投資家は潤う。

この循環こそ株式投資の基本、醍醐味なんじゃないかと僕は思っています。

そして最後に前章でも書きましたが、そういったミクロ的な流行や情報の発信、受けとる感性は女性の方が圧倒的に優れていると僕は思っています。

今回、僕の「魚べい」の投資もやはり女性目線を参考に、将来性、割安感、地合いなどを考慮して投資した結果がたまたま成功した例の一つと言えます。

身近な日常生活の中でも、女性の目線や感性は投資家にとってもとても参考になるという事ですね。

そう・・・、

「いつの時代も女性は偉大なんです、
    尊敬すべき大切な存在なのです。」

・・っという事で今回の記事は締めたいと思います(`・ω・´)

※  コメントに対する答え(追記します。)

 

※1「買いは家まで、売りは命まで」の意味ですが、この言葉は信用取引におけるリスクの格言だったと思います。

信用取引とは簡単に言うと、自分の投資資金にレバレッジ(テコの原理を使って)をかけて、数倍の取引をする。

「買い」から入った場合、最大損失額は株価がマイナスになる事はないので投資資金全て(レバレッジ分を含めて)、まぁ全財産という意味で「買いの最大損失は家まで持っていかれる」

対して「売り」から入っている場合、何かのきっかけで「買い」が殺到した場合、天井に限りはありません。
ストップ高を繰り返している限り、売り方は何も出来ず、損失は無限大😱💦
確か株式の損失は「自己破産」の対象にもならないので、差し出すものといったら最後に残された・・・

特にオプション取引や先物取引の場合、ショート(売り)で入ったはいいが、想定外の動きをした場合、ハンパじゃない莫大な損失を食らう事があるのですが、そういった時の為にショートから参入の際はヘッジを絡ませるなど、万一の場合を想定する事が大切になってきます。

まぁこの辺りはデイトレーダーや機関投資家の方達の話になってくると思うんですけどね。

※2「売り禁」とは、日証金による貸借銘柄(空売りできる銘柄)の、新規の空売りと、信用買いの現引きができなくなる措置の事を言います。

ざっくり説明をすると、異常な出来高と値上がり、個別銘柄の信用取引の利用が過度な状態になりすぎると

日証金
ちよっと加熱しすぎだよ〜、危険だよ〜

 

っと注意勧告「売り禁」を発令します。

すると一般的には売り圧力がなくなる為、株価は上がる事になります。

しかし、もし仕手筋が最初の買いを演じていたらどうなるか?

十分な偽の「買い」で株価を釣り上げ一般の投資家も巻き込み、上がりきった所で「空売り」を大量に入れておく。

「売り禁」が発動!!

途端に仕手筋は買いポディションを外していき(ドテン売り)、あとは一般投資家の潰し合い😩

下がりきって「売り禁」が解除された後に「空売り」で再度儲ける。

こういったシナリオ、思惑が入り組んでいるので「売り禁」は一般の投資家には危険な銘柄と言われています☝

 

「株式投資の醍醐味」を「魚べい(元気寿司)」から学ぼう!

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「株式投資の醍醐味」を「魚べい(元気寿司)」から学ぼう!” への2件のフィードバック

  1. はしめまして、おもしろかったです。買いは家まで売りは命までってどういう意味ですが?
    何ととなく予想はできるんですが、株のことくわしくなくてスイマセン

  2. 遅くなりました。
    もうググってるかとは思いますが、長くなりそうなので記事の一番下に追記しておきます。もし良かったらそちらの方も参考にして下さい。

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