先日、随分と久しぶりに会った従兄弟と話をすると、彼もイヴォークに乗っている事が判明し「今度blgに写真載っけていい?」と聞いてみたところ、後になってから「やっぱ恥ずい」と丁寧なお断りLINEが送られてきました。
そう… 私のblgは恥ずかしいのだ
それはさておき、今夜はイヴォークに安物のエアコンフィルターを装着したら、最近になって「おっ!」と気づいた事があり筆をしたためましたとさ・・
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安いにもほどがある
純正ではなく〝イヴォーク用〟という言葉だけを信じてネットで購入。何ちゃらセールと何ちゃらポイントの併用で300円送料込みでゲット。 ドM思考の私としては「安物買いの中華なんだろ?」と心のどこかで粗悪品を期待していたのですが・・
割と普通
ディーラー様で交換すると〝込み込み5000円〟はしそうだし、見た目は普通でも機能的には「ほらやっぱ中華じゃん」というのをwishしつつ…… 取り付け開始でござる。
フィルター交換方法
イヴォークのエアコンフィルターは助手席下からアクセスする事になるので、助手席のドアを全開にして作業できる場所がお勧め。
まずは足元奥のパネルを外す。
ってか外すというより置いてある状態になっていたので、心静かにそっとどかす。
どかしたパネルの上を見上げるとクリップが3つあるので、両端をつまみこんでクリッと半回転させて外すとヒューズボックスが現れる。
この場所は自作デイライトや車内電装品の電源取りに便利。フィルターの位置はその右奥、センターコンソール下にある。
写真のセンスがないのは通常運転として、赤丸のようなツメが5箇所ほどあるので外して蓋を取る。
写真だとすんなりフィルターが引き抜けそうだが、実は手前の白いステーが邪魔でかなりの手狭。 手がかなり大きい私には、正直かなりキツい。
ついで情報ですが…
だから嫌がられんだよ!
ま、ま… 私のオツムとアソコが小学生並みかどうかはさておき、そのままだと手が入らないのでステーを緩めてから交換します。
見えずらいが奥の10mmボルトを外すのにこれまた手狭なのでソケットレンチとエクステンションバーがあると便利。そうするとようやくギリ交換しやすくなる。
後は、air flowの向きを間違わないように交換して、逆手順で戻して無事終了。 作業時間は慣れれば10分もあれば済むと思う。
フィルター比較
実は今回、イヴォークのエアコンフィルターを交換したのは購入後初めてで、ビックリしたのがまるで汚れていなかった事だ。
さすがに7年? も交換してなければ「ヤバッ」というのを期待していただけに落胆の色は隠せない。
古いフィルターの黒く見えるのは活性炭であり汚れではない。 後に顕微鏡の20倍で観測するもカビはおろかホコリさえも詰まっていない状態に「ホントにフィルターを通風してたのか?!」と疑いたくなるほどであった。
おそらくその一つの原因は、私は車内の湿気に対して非常に厳しい。 トランクには一年中乾燥剤を積み定期的に交換、+α梅雨時には車に乗ってない時でも運転席と助手席には乾燥剤を仕込んでいる。
当然、雨の日に持ち込んだ水滴は必ず処理をしているのでカビやバイ菌が繁殖しずらい状況なのだ。
更にはオフロード的な砂地を走り回るなんてワンパクな事もしないし、車内で喫煙もしないとなると、まぁこんなものなのだろう。
安物フィルターの効果
交換したあと2ヶ月くらい乗る機会がなく、最近久しぶりに家族でイヴォーク乗ったのだが外はあいにくの灼熱地獄、当然エアコンを着けて走っていると明らかに気づいた事が・・
風強っ!
これは主観ではなく家族も同意見で、この炎天下であれば風量は「中もしくは強」が通常運転なのだが、それだと明らかに威力が強すぎて寒くなってしまう。
家族観ではあるものの「弱で充分じゃね?」という事になり、これは間違いなく安物フィルターの「フィルター」としての機能が弱く、純正より風量がアップしたという事なのだろう。
ここで「ほらやっぱり安物中華は!」と言いたかったのだが冷静になって考えると、ぶっちゃけそれが良いのか悪いのかよく分からないという結論になった。
つまり、車のエアコンフィルターって別に除菌してくれる訳でもなく、脱臭効果だって家庭用エアドックじゃあるまいしそもそも期待していない。極端な話「砂とホコリさえしっかりガードしてくれればいんじゃね?」っとさえ思えてくる。
通気抵抗を高くするか冷却性能を優先するかの問題であるならば、私の乗車スタイルから言えばフィルター機能は最低限で充分。
たまに覗いてあげて汚れていれば掃除し、ファブリーズでもぶっかけて天日干しくらいで充分だろう。
これからは、何でもかんでも「交換」で済ませるのではなく〝自分でメンテできる事は自分でする〟と一人一人が意識する事がSDGsや環境保全の観点からも大切になってくるのではないだろうか。
逆にすいません
ごちゃごちゃ言ってっけど
※ちなみに「貧乏の神」とは私の心の奥底に住む時間やお金を節約する人格の事である。
それではまた。