昔からよく利用している「城南島海浜公園」は、羽田に降り立つ飛行機が間近で見える事で有名ですが、実は離着陸を眺めながらキャンプもできる公園でもあるんですね。
今回は、この場所で友人と飲み明かすつもりが当日ダメになってしまい、「寒いから無理！」と拒否る妻を説得し急ごしらえの家族キャンプ。
ノリノリな娘達とは対照的に、最後まで抵抗していた妻をうなずかせた魔法の言葉は「全部任せろ！」 だったそうな。
こんな時は現地での面倒事を最小化する為、下ごしらえは全て自宅で済ませるのがベスト。
最近は、グランピングやビル中バーベキュー的な「至れり尽くせり型」の高級志向が流行っているが、手間暇を楽しむのがキャンプの醍醐味なんじゃないの？ ショバ代にそんなに高い金払うってマハラジャかよ！
それはさておき、アヒージョはキャンプ飯の中でも私の定番で、オリーブオイルに「アヒージョの素」を一袋混ぜ混ぜ、シーフードミックスとブロッコマッシュをぶち込むだけで出来上がり。これで4人前、1000円でお釣りがくる。
どっちみち夜のバーベキューなんてうす暗くて見えないんだし、そんなに高い食材使わなくても適当に焼いてりゃ雰囲気だけで「おいしい」なっちゃうんだから安上がりだよね！
申していたそうな
毎年この時期は海風もあり、かなり寒くなるのだが、今年は「焚き火」抜きにしても本当に暖かい。今晩は風も落ち着いている。
その日の風向きによって飛行機の進入経路が変わり「音」が気になる日もあるが、今日はほとんど感じる事なく、遠くを離着陸する飛行機をしばらく眺めていた。
飛行機は〝旅立ち〟の象徴でもあるが「出会いや別れ」様々な人の感情が入り混じる交差点、それらを想像し「あーだこーだ」シミュレートしては随分と長い時間遊んでいた。
子供にとって、そういった他人の人生や感情を想像させる事は、自らを俯瞰し感受性を育むのにもいい勉強になる。
いつか大人になった時、こういった無駄に過ごした時間の方が実は貴重な体験だったと思う時が来るだろう。
……かどうかはぶっちゃけどうでも良く、そんな事より今夜の酒と煙草はまた一段と味わい深く美味ナウ。
まぁいつもですけどね…
何とか火が消える前には書き終えたようだ。
それにしても11月の中旬だというのに今年は本当に暖かい。
せっかく持ってきた羽毛布団が、今夜は必要なかったかもしれないね…
