2019年5月16日
面倒くさい

 

ただただ毎日が面倒くさい。

口から出る言葉は「嫌だ、面倒くさい、疲れる」
それでも腹は減る。食べてしまう。
食べるのはパンとバナナ時々、納豆、豆腐。

昨年はひどい腹痛で緊急で病院に運ばれた。痛い事は嫌だ、苦しい事はこりごりだ。

自分で死ぬのは苦しいだろう。
それに、そうする力もなく、ただ面倒くさい、と。

人間も地球もこりごり。
3000年眠りたい。3000年後の世界を見てみたいと考えた事もあったが、今はただただ毎日をやり過ごして、ただ食って寝るだけ。

地球に、自分に大隕石が落ちてきて、すべてが終わりになればよいと考えながら眠る毎日。

何を相談していいかも分からない、この人間。このハガキも投げやりの勢いでようやく出す。
死ぬ事もできず、ただただやり過ごす毎日。

・・・

・・

ゴマ
抱きしめてあげようか?

 

あ、いや・・、これ僕ではないんですよ

 

これより先、時間に余裕がある方以外は読み進めないで下さい🙏

読売新聞「人生案内」より抜粋

 

新聞記事

投稿者  人間  男  50代 青森在住

なぜこんな記事を載せたかって?
僕は、この新聞記事を読んで何故か気になって目を引いたんですよね。

読んだ後も余韻があり、3分ほど眺めてたんですよ。

実に詩的な文章を書く人だなぁって・・

投げやりで気だるそうで、面倒くさがりで、すぐ疲れて・・

どうしようもない男の姿がありありと目の前に浮かんできて、部屋の様子まで浮かんできました。

気だるそうに動き、何かが山積みにされ散乱したゴミ部屋。

ゴマ
汚そうだねぇ☝

 

想像できますね☝

 

ー人間も地球もこりごりー

一体どんな仕打ちを受けると、こんな気持ちになるんだろうかと。

地球になにされた??

どうしようもない閉塞感が伝わってくる素敵な文章です💫(本人はマジメですよね🙏)

持病も患ってそうな感じですかねぇ。

嘘偽りもない、カッコもつけない、見栄も張らない、ただ純粋な心の吐露だからこそ、この文章が本質的なものに感じたのかもしれない。

なぜ、こーも面倒くさいのか?

 

確かに人生は面倒くさいものなのかもしれない。

そして「面倒くさい」は、日々あちらこちらに転がってます。

勉強や仕事、人間関係だって、面倒くさいといえる。

究極的なところ、歯磨きやシャワーを浴びるのさえ気分によっては面倒くさい時もありますよね☝

思わず「北斗の拳」の、あの場面を思いだしちゃいましたよ。

 

 

北斗の拳

ザコキャラのくせになぜか印象深いゲイラさん。

 

「息をするのも面倒くさい」、「歩くのも面倒くさい」という ゲイラさんには望み通りケンシロウさんの餌食になってもらいましたが(笑)

北斗の拳,ゲイラ

望み通りに、呼吸ができなくなる秘孔を突いてあげました。

ゴマ
ゲイラさん、良かったね🤗

 

 

でも先述のA男さんもあながちゲイラさんを笑えない状態になってきてそうですが、なぜそんなに人は面倒くさくなるんだろうかと今回は色々と考えてみたいと思います(`・ω・´)

「面倒くさい」をDNA遺伝子から考える

 

dna,遺伝子

まず人が何の為に生きてるのかと言えば、「子孫を残す(子供を作る)」というのが、DNAプログラムの最上位にくるのは間違いないと思います。(文化的存在意義とかいうのは置いといて)

生命誕生以来、脈々と続いていくDNA遺伝子を主役として、その二次的な役割をしている人間には子孫を残す事を最優先プログラムとして、円滑に事を運ぶ為に遺伝子から「3大欲求」というプログラムを与えられました。

性欲・食欲・睡眠欲

この3つの欲求の質を高める為に人はありとあらゆる努力を重ねます。

男で言えば、いい女と寝たい(子孫を残したい)、うまい物食って、ゆっくり寝れる質のいい住処を得たい。

このDNAに組み込まれた根源的な欲求がある為に、人はそれ以外の「面倒くさい」事をこなしていかなければいけません。

すなわち面倒くさい事とは、「生きていく事」そのものになります。

逆に言うと、睡眠欲は絶対として、性欲と食欲というのはなくてもどうにかなるものです。

つまり性欲もなく、食にも興味がなくなった人は、DNAの最優先プログラムの「使命」を失った事になり、一般的な人が日常的にこなしてる事も、

「何の為にやってるんだろう?」
「意味ないじゃん?」
「面倒くさい」

こういった事に陥る傾向があるんではないでしょうか。

先程のA男さんも性欲も食欲もなさそうな感じを受けましたね。

最近、若い子達の中で「食」にも興味がなく、男女の付き合いをしてもセックスレスだという事を身近でもよく聞きます。

いい悪いは別として、根源的な欲求を薄くした場合、ついつい人生が面倒くさくなりがちなのは先述した通りです。

「面倒くさい」が人生の大半を占めると、人はあるキッカケを境に「自殺」という安易な選択肢を選んでしまう可能性があります。

しかし、そういった根源的な欲求が気薄になった人達の為に、遺伝子は救済プログラムもちゃんと用意してくれています。

若い子達が必要以上な「美意識」に走ったり、過度な趣味に偏向、または依存してしまうのは「面倒くさい病」に陥らない為の、遺伝子からの「3大欲求」の下に位置する救済プログラムなんではないだろうか。

つまりは人の最優先プログラムの「繁栄」や、3大欲求の使命を見失い、その下に位置する趣味や生きがなくなると、生きる事自体が面倒くさくなってきてしまうんじゃないだろうか?

ありふれた事を言うようだけど、やはり人生には「目的」が必要なのだ。

A男さん、まずやっちゃえばいんじゃない?

 

人生なんてものは本質的に意味があるものでもないので、自分の限りある時間をどう使おうが、自分の好きな様に生きればいいのでしょう。

A男さんの様に、寝てバナナ食って寝て、パンか納豆食って、寝て隕石が落ちてくる事を夢想して、それだっていいと思うんですよね。

ただ、「人生」というものは間違いなくたった1度だけしかないんです。
それだったら、まず3大欲求に身を任せるっていうのも面白いんじゃないかと思うんですよね。

将来のくだらない不安とかじゃなく、どう今を楽しむのか。

まず美味いもの食って気持ちいい事をする。

とにかく美味いもの食って気持ちいい事する。(当然、そこに犯罪性があったらダメだけど💦)

面倒くさいなんて言ってても始まらない。
A男さんには「まず一歩」を踏み出してもらいたいものです。

ゴマ
日本は物質的に満たされすぎていて、それが逆に何が大切なのかを見失いがちになるよね

 

カウンセラーか!

 

ゴマ
やる気さえあれば何にだって・・

 

マジメか!

 

これ何のblgだっけ??

 

A男さん、頑張って下さいね(。・ω・。)

 

とにかく面倒くさい。 人間も地球も、もうこりごりだ・・

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