このご時世、スマホに撮り溜めた写真や動画をどうバックアップするかは人それぞれのやり方があって良いと思うのですが、自称私が開発した「USBメモリー保存活用法」はハッキリ申し上げて「最強だわ!」と、自己陶酔にひたりつつ…… 追い酒を楽しんでおります…
では一体「USBメモリー保存」の何がそんなに最強なのか? その理由と便利な活用法を紹介していきたいたいと思います。
「思い出データ」では何の価値もない
まず一般的にと言いますか…… 昔からパソコンを使用していた方であれば、スマホなどの写真や動画データがたまってくると、まずはPCにデータ移行(保存)していると思います。
次に、危機意識の高い方であれば「外付けHDD」にバックアップし、必要な時にデータを引き出すか、いつか思い出を振り返る時の為にストックし続けている。 …というスタイルの方が多いのではないでしょうか。
私も以前はこのようにして写真や動画を保存していたのですが、この方法には最大にして最強の欠点があるのです。それは何かと言うと……
全く見ねぇ・・
そう……、一概には言えないですが大抵の方はよほどの事がない限り、パソコンを立ち上げぇ〜の〜… HDDを繋ぎぃ〜の〜… なんて面倒な思いをして過去の写真や動画を見ようなんて滅多に思わないのではないでしょうか。
もちろん私もこれまで余程の目的と暇がない限り昔の写真や動画を悠長に見てるなんて事はなく、これから先だってあったかどうか…… 何なら私が死んだ後だって遺族が私のHDDに興味を持つかどうかも分からず、いつの間にかに壊れて捨てられハイ終了〜〜。
まぁこんなトコでしょう
そこで私がお勧めする「USBメモリーバックアップ」が登場するのでございますよ!
USBメモリー保存がお勧めの理由
私は現在〝祖父が撮った8ミリビデオデータ・父が残したβ&VHFビデオデータ・私のスマホにあるプライベートデータ(いずれもホームビデオ)は全てデジタル処理と編集をして、たった一つのUSBメモリーに保存しています。
そしてその「USBメモリー」一つあれば、いつでもどこでも世界中、そこらのテレビに繋げば私の家族3世代の記録がスマートに見れてしまうのだ。
ボケナス!
なるへそなるへそ・・
確かにその通りではございますが、スマートさが明らかに違います。 USBメモリは、データさえ入れておけば基本テレビに「挿しっぱ」で、すぐに過去の写真や動画にアクセスできるのだ。
チャンネル一つですぐにアクセス可能
このテレビ機能はそもそも「今更かよ!」というほど古くからあり、我が家では10年以上前のテレビですらUSBメモリデータの再生が可能であったが、最近のテレビは処理能力や映像が著しく向上し、本当に使いやすくなっている。特に動画(MP4)の読み込みではローディングが一切なくアクセスできるのが嬉しい。
もちろんメーカーや機種によって多少の操作性の違いがあるものの、現在ではほとんどのテレビにUSBポートとその機能を搭載している。大抵はチャンネルの「サブメニュー→メディアプレイヤー」からアクセス可能。
年代ごとにフォルダー分けをして、MP4データのタイトルに「日にち・出来事」を付けてあげれば更に分かりやすくなる。 ちなみに私の場合、大体は半年ごとiphoneからUSBへの保存(更新)を心がけている。
こうして分かりやすく表示してあると、いつでも誰でも簡単に、わずかなテレビチャンネルの操作で過去に記録した〝時間旅行〟へと誘ってくれるのだ。
スマートな演出が可能!
例えば家族と団らんの最中、たまたま前回行った沖縄の話しが出たとしよう。
すると私のわずかなチャンネル操作で、すぐその瞬間に当時の動画を再生できるので、あまりにもスマートに話しをさらに盛り上げてしまう事が可能なのだ。
これがもし・・
待っててね!
このように気合十分で席を離れたものの、部屋から戻ってくる頃には別の話題で盛り上がっててしまい、後ろ手に出すに出せないという切ない状況になってしまうのだ。
もう少し分かりやすく言うと・・
待っててね!
気合い充分でコンビニに向かい、我慢汁垂らして帰ってきたものの、場の雰囲気が変わってしまい「一人ミートスティック祭り」になってしまうという……、 男子諸君であれば一度や二度は必ず経験するであろう、あの切なくも悲しい状況とよく似てはいないだろうか。
肉フェスかよ
あくまでスマートに…
更にリアルガチな話しをさせていただくと、前に私の叔母が遊びに来た時、たまたま祖父の話しが出て「あっそうだ」と、さりげなくチャンネル操作をし、祖父が8ミリで撮った私の亡き父・叔母達が子供の頃の映像を流したら本当に懐かしみ、喜び… 最後には涙ぐませてしまったが「冥土の土産になった」と心の底から喜んでくれた。
もちろん前述した様に、ノートPCとHDDを持ってくれば同じ事ができるのだが、私自身もわざわざそこまでね……、という面倒な思いもしたくないし「挿しっぱUSBメモリ」だからこそスマートに行動する事ができるのだ。
コスパもリスク管理も最強!
私が使用しているのは256Gで2000円くらい。 3世代分全ての写真と動画を入れてもまだスッカスカで「一族の記録これだけ?」と少し拍子抜けしてしまう。
私は編集の段階で極力無駄なカットは削除し、イベント毎に結合しているから、一生かけてもこの容量を使い切れないのではないだろうか。
一般的にUSBメモリはHDDより耐久性が低く、大体3〜4年の寿命と言われているが、個人的には決してそのようには感じない。 使用頻度にもよるが、10年前のメモリーですら問題なく使用できている。 ……っと言うよりこれまで壊れた経験がない。
私の場合、オリジナルをUSBメモリー3つにコピーして「リビング・書斎・和室」のテレビに挿しっぱにしてある。 そうする事でリスク分散も兼ねつつ… いつでも誰でも簡単に、過去の思い出を気軽に楽しむ事ができるのだ。
以前までは1TのHDD一つにバックアップしていたものが、それ以下のコストで3つにリスク分散できたという訳だ。
ちなみに現在ではSSDのUSBメモリー1Tなんてものも売られている。テレビ録画もこれからは「USBメモリー」という時代がもう来てしまった。科学進歩のスピードはとどまる事を知らない・・
次は絶対コレだな!
「共有」するから楽しい
USBメモリーを活用し始めて私が一つ気づいたのは「思い出」とは、もちろん1人で昔を懐かしむのも良いとは思うが、その思い出を共有する誰かと鑑賞する方がもっと楽しいeeeeee!!
……ばかりではなく、実はこんなセンチメンタルエピソードもあったのだ。
父が残してくれた、私が小学生時代の「運動会」の動画に、私の友人の亡くなった母親がたまたま映り込んでいて、母親の写真しか持っていなかった友人にはあまりも衝撃的で、人目もはばからずに泣いてしまい、その友人の姿に思わず私までもらい泣きしてしまった。
泣きたい時はお泣きよ…
当然彼にはその動画のコピーを渡して感激された事は言うまでもない。
ラインペイの送金もアリな☝
はしたない…
※ちなみに貧乏の神とは、私の心の奥底に巣食う「時間やお金」の節約を司る神の事である
つまり、私が普段何気なく撮影しているプライベート動画も、いつか誰かの心を震えさせられる日が来るかもしれないという可能性があり、またそれらの映像の記録を次の世代に残し… 楽しんでもらう為にはUSBメモリーが現在のところは最強なのではないかとは思っている。
「思い出」の共有もスマートに行え、パソコンを扱えない人でも簡単に持ち運べるからこそ次の世代に譲りやすく、更にはリスク分散もできる上にコスパもいい!
ぜひお勧めします!
ちなみにiPhoneからの写真や動画は、コンバートする必要があるかもしれないので良かったらこちらにも変換や編集のやり方を書いてます。