【車両盗難】リレーアタックから車を守る100均グッズを検証してみる(イヴォーク編)

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最近何かと話題のリレーアタック。

今後、爆発的にこの手の盗難被害が増える可能性がありそうだから、今のうちに対策をしてみるよ(´･ω･`)

今回は愛車を守る為にある二匹の猫が立ち上がりました。

 

曲がった事が大嫌い～・・

 

 

 

そして今回は検証の為に、すごい悪い事をしても平気な顔ができる方をお呼びしました。

 

では今回はこの二匹でいくつかの検証を行ってまいりますので、お時間のある方のみお付き合い下さい・・

リレーアタックとは？

 

昔からあるキーレスエントリーとは、鍵を使わずリモコン操作で車のロックを開閉してくれる便利な機能。

最近では更にそのリモコンにセキュリティ機能を付け、リモコンのIDと車両側のIDが一致しないと開閉もしないし、エンジンすらかからないというスマートキー（イモビライザー搭載の車）が普及してきた。

この状態は常にリモコンと車両側が微弱電波で相互にIDを確認し合ってるという事だ。

イヴォークも当然スマートキーで、リモコンのボタン操作する事なく、ドアノブに手を掛けるだけでロック・アンロックができるという便利な使い方ができるのだが…

この機能を悪用したのが・・・

 

せ〜〜の・・

 

 

 

仲がいいのね・・

 

つまり本来、所有者にとっては便利な機能のはずなのに、それを悪用してスマートキーの微弱な電波を盗み、車を窃盗する手口の事をリレーアタックと呼ぶのだ。

 

リレーアタックの手口

 

1. 窃盗集団の一人が運転者（スマートキー）に近づく
2. スマートキーの微弱電波を専用のデバイスで受信
3. 車との間に立っている仲間に微弱電波を増幅して送信
4. 窃盗役が解錠して車に乗り込みます
   （まさにリレーアタック！）

5. エンジンをかけて安全な場所まで移動
6. 翌日には海外へ向かうコンテナの中へ
7. 何故か自分の車がエジプトのルクソール郊外で元気に走り回っているという・・

窃盗集団にも役回りがあり、それぞれが流れ作業のパートをこなしてるだけだから、もはや悪い事をしている自覚もないのかもしれない・・

 

もっと言ってやれドラネコよ・・

 

 

リレーアタック対策をしよう

 

では、いつも通り余談をしてしまったが、次は対策編を始めたいと思う。

しかしこれはとても単純な話で、要はスマートキーの微弱な電波を完全に遮断すれば、敵にリモコンのID情報が流れる事はないのだ。

そして電波を遮断する身近な物質と言えばアルミホイルが思い浮かぶ。

 

そう…　あの元素番号13「AL」の事だ・・

 

早速イヴォーク のスマートキーに巻いてみる。

 

 

 

 

 

見れば誰でも分かる・・

 

しかしこの状態でドアハンドルを解錠しようとしても全くできないから、完全に電波を遮断しているのだ。

 

 

がっ！！

 

しかし想像して欲しい・・

 

もし友人・知人・恋人の前で、車の乗り降りの度にアルミホイルをいちいち巻きなおしている姿を見られたら何て言い訳をすればいいのだろうか・・

 

 

そっち系かな？

 

 

とても現実的ではない・・

 

 

では次に身近な素材、スチール缶で試してみたいと思う。

スチール缶での検証

 

100均であれば余裕で売ってるスチール缶だが、うちの子供が宝物を入れていた缶を発見したので、中をぶちまけて試してみる事にした。

 

 

さてさて、しっかり蓋を閉めてと・・

では悪党さんお願いします。

 

 

 

あっ！

 

 

スチール缶では、完全に電波を遮断できないという事だ。

 

100均の携帯灰皿でチャレンジ

 

では次に100均の商品で試してみたいと思う。
携帯灰皿は火種で燃えないように内側がアルミで覆われている。
ボタンを閉めれば、うまく電波を遮断してくれるかな？

早速スマートキーを中に入れてドアが開くか確認してみる。

これでドアが開かなければ、完全に電波が遮断が遮断されてるという事だが・・

 

さて・・

 

・・・

 

・・

 

・

 

あっ！

 

 

残念ながらドアは開いちゃいました。
携帯灰皿でも完全に電波を遮断する事はできませんでした。

 

リレーアタック対策の結果

 

アルミホイルでスマートキーを巻き付けるのが最強だったようです。

ただ携帯灰皿もスチール缶も2mほど離れると解錠できないという事も分かった。

僕が自宅でスマートキーを置いてある場所は、車まで10m以上離れてるから、ちょっとしたスチール缶に入れておけば自宅でのリレーアタックは難しいのではないかとの結論に至った。

外出先でのリレーアタック対策は正直難しい。
携帯灰皿なんかに入れて持ち運ぶのは、やっぱりどうかと思うし。

まぁ一番いいのは、ちゃんとした既製品を買う事なのだろうが・・

 

 

ついでだから狙われやすい車種も書いておこう。

 

リレーアタック狙われやすい車種

 

 

日本損保保険協会が発表した2018年度の盗難件数データのランキング。
流石は世界のトヨタと言えばいいのか悪いのか・・

今まで4駆には全く興味がなかったのにイヴォークに乗ってから「ランクルも悪くないなぁ」なんて思ってるけど、盗難ランキングを見るとかなりネガティブ材料だったりする。

詐欺や窃盗、全ての犯罪に言える事だが、最終的には「自分の身は自分で守る」という事になり、車であれば何だかんだで物理的なハンドルロックが一番の対策というところだろうか・・