2022年2月25日
戦争

 

ついに始まってしまった。

ロシアは大方の見立て通り、中国のメンツを潰さぬよう五輪閉幕後にウクライナへの軍事攻撃を開始した。

第一次世界大戦は1914年のサライェヴォ事件を発端に始まった。
第二次大戦は世界恐慌から始まり、ヒトラーがチェコ・オーストリアなどを併合、その後電撃でポーランドを奪還した時、西側諸国は話し合いで平和理に解決できると信じていたようだ(今回と同じだね)
その後、話し合いや経済制裁では解決できないと悟った欧米は世界大戦へと突き進んでいった。

今回も欧米は経済制裁を外交カードとして出しているが、ロシアは重要な資源国家であり、ロシアを経済的に締め出すとエネルギー価格が高騰し世界経済に甚大な被害を与え、エネルギー危機になる恐れもあり、どこまで強い制裁を発動できるかは疑問である。当然、ロシアもそういった事を見透かしている。

現在、既にウクライナ国境・クリミア半島・ベラルーシと三方向から攻撃を加えており、首都キエフが落ちるのも時間の問題。おそらくロシアが望むだけウクライナの領土を奪取するのだろう(ロシアに併合するのか、傀儡国家を樹立するのか分からないが)

昔、チェコがソ連に蹂躙された時、欧米は見て見ぬふりをして世界大戦にはならなかった。

可哀想だが、今回もまた自由主義陣営は世界の平和を維持する為にウクライナを見捨てるだろう。結局はアメリカも核保有国のロシアには強く出ることはできない。

そして、その様子を遠目に静観していた大国が動き出す。

 

台湾を〝確信的利益〟だという中共が、この好機を逃すはずがない。もしかしたらそのまま沖縄トラフまでを自国の大陸棚だと主張する中国は「尖閣」を取りにくるかもしれない。

足元に火がついた日本は大騒ぎをしてアメリカに泣きつくが、自国軍人の命を懸けてまで中国を相手に大戦を繰り広げるほどアメリカもバカではない。

アメリカは、いざという時にアフガンやベトナムのように簡単に切り捨てる国だという事を覚えておかなくてはいけない。

当然、西欧だってウクライナ侵攻では第三者の他人事を決め込んでいた日本の極東の揉め事には二の足を踏む。

経済制裁ぐらいはしてくれるが、現在の中国(ロシア・朝鮮連合)にとってそんなものは痛くも痒くもない。

さて、、、 妄想話を書いたしまったが、ウクライナ情勢がこれからどう変化し、どこまで飛び火していくのか。
第三次世界大戦の発端とならない事を祈る。

 

世界大戦前夜の様相

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