2020年12月31日
ビットコイン,最高値

 

「お金」とは実に不思議なものだ。

なければ心細いし、ありすぎれば不安にもなるし余計な事を考えるようになる。

人生「お金」が全てではないが、全てにおいて「お金」が必要というのもまた事実。

大切なのは自身が社会に貢献する意欲と「欲望」とのバランスを取り、自らの安らぎの場所さえ作る事ができれば少ないお金でも充分に幸福感を得る事ができるという事。

つまり余分なお金を作りださず、程々に忙しく程々に夢を語ってるくらいが結果的に一番幸せな人生だったと思い返す事ができるのではないだろうか。

では本日はビットコインにまつわるお金の話しと、来年(2021年)に向けての割安な投資先について考えてみたいと思います(´・ω・`)

 

ビットコイン最高値更新の連続!

 

ビットコイン,最高値

これには驚きました!

日本ではすっかり嫌われものになっていたビットコイン(デジタル通貨)が3年前につけた最高値をあっさり更新し、1bit 300万まで買われています(2020年12月末)

前回高値の250万近辺を上値抵抗線として意識しているのかと思っていたら、ここ2日であっさりと記録を更新し続けています。こうなるとテクニカル的にも上値が軽いのかもしれません。

ちなみに僕はといえば、ちょうどこちらのblgに移ってきた時に何度が書いてましたが、100万で買ったコインが一時期2500万になり、「Coincheck(取引所)」がネム(XEM)の不正流出により倒産目前(0円)になるところ、経営者の努力で首の皮一枚を繋げる事ができ、何度か大暴落を重ねるもまた3000万に値上がりしているという事ですね。

 

あの事件の時は日本人の誰もが「仮想通貨なんて詐欺だ」という言葉で締めくくり、ブロックチェーン技術の将来性が語られる事もなく、デジタル通貨の芽が日本では完全に摘まれた事を僕は大変残念に思っていた記憶があります。

そうこうしている間に中国は、デジタルマネーで中央アジアを収め、「デジタルマネー覇権国」として完全に独走状態ですね。

では何故、今回またビットコインに注目が集まり値上がりが始まったのか、まずは事の発端から見ていきたいと思います(`・ω・´)

 

膨大な過剰マネーはどこから来たのか?

 

ヘリコプターマネー

事の始まりはもう皆さんご存知、当たり前になり過ぎて感覚がマヒしてきてますがリーマンショック以降、日米欧の中央銀行が金融緩和の名の元に大量の資金を市場に供給し続けている事が大きな要因です。

リーマンショック前の日米欧中央銀行の資産総額は5兆ドル程だったのに対して、現在は軽く20兆ドル(約2000兆円)を超え、約4倍強になっています。

それほど大量のお札を刷り、市場に供給したのに我々の生活水準が4倍になったかと言えばそんな事はありません。ではその市場にばらまかれたお金はどこへいったのか?

まずその大量のお金は、ペーパーアセット界の巨人、先進国の国債に向かいました。

その結果、各国の債権は異常なまでに買い進められ、金利は市場最低を通り越しマイナス金利まで水没してきるのが現在の状況です。もうこれ以上に資金が流入するのは少々難しいのではないでしょうか。

次に大量の資金が向かったのは、ペーパーアセット界のもう一つの巨人、株式相場に流れてる事は間違いないのでしょう。

現在の株価はコロナ後の企業業績回復まで折り込んでるとはいえ、まだ世界はコロナ禍の真っ只中にありファンダメンタル的には「売り」一色が妥当と思われますが、日経平均・アメリカS&P500ベースなどは高値更新が続いています。

※ちなみに僕が1500株持つオリエンタルランド(ディズニー)も、自粛ムードなどどこ吹く風、上場来最高値を更新しています

コロナ禍では海外への渡航制限・実体経済の悪化により、商品相場(原油など)や不動産市場に大量の資金が流入しづらく、まだしばらくは株式相場を押し上げる事になるかもしれません。

今現在の状況を整理すると、投資に参加していない一般の人々にとっては膨大な過剰マネーが増えた事で、お札自体の価値が薄まってきているのに対して、投資家など富裕層の資産は雪だるまのように増えていっています。

この状況がビットコインの高値にもつながっていく事になるのです。

 

ビットコインが値上がりを続ける理由

 

これにはいくつかの複合的な要因が考えられるが、まず最初に挙げるのは上記した通り、富裕層の資産が猛烈な勢いで増え続けている事が大きな要因ではないでしょうか。

富裕層は元々、一般の人よりお金に対する知識と興味があるので、現在世界のお金がどうゆう流れと状況なのかを把握しています。

増え続ける自らのペーパーマネーを守る為に、先ずは金(ゴールド)・銀・プラチナなどの実物資産に変え、こちらもまた潜在的なインフレの影響を受けにくいビットコインに目を向け始めたという訳です。

最近ではイギリスの女優 Masie Williamsが数百万人ものTwitterのフォロワーに対して「ビットコインを買うべきか?」と尋ねると、億万長者の投資家 Michael Novogratzが「自分は65000ドル(日本円だと670万程)まで上がると思うよ」と購入を勧めていたのが話題になりましたね。

ビットコイン

まぁ彼の場合はポディショントークなんですけど、世界の富裕層が興味を持ってるのは間違いありません。

ビットコインが支払い手段の主流になる

 

日本ですっかり嫌われたビットコインが、世界では逆の動きになりつつあります。

アメリカ大手オンライン決済サービスのpaypalは10月よりビットコインの売買・保持のサービスを開始し、来年(2021年)初頭には2600万の加盟店で支払いが可能になるという。

ゴマ
日本とは逆の動きだね

 

また日本でもすぐに騒ぎ出しますよ

 

そういえば僕もビックカメラやハワイでも使ってたなぁ・・

 

 

なんだかんだ言って取引量が圧倒的

 

一時期は匿名性の高さから暗号通貨のZcashが騒がれたが、結局のところ知名度と取引量はビットコインが圧倒的であり、ボランティリティの低下が一般投資家(ギャンブラー?)や機関投資家にも好感されているのだろう。

それとダークウェブの取引も未だにビットコイン決済が多く、犯罪者のマネーロンダリングにもやはりビットコインがよく使われている。

アメリカ中枢部の動き

 

今回のアメリカ大統領選挙で、ほぼ当選確実となったJoe Biden氏が率いるメンバーの一人に、暗号通貨に好意的で深い知識と経験を持つGary Genslerを任命した事も、これからのアメリカの戦略・方針を表しており、機関投資家などが好感して「買い」に動いているとも言われている。

さて、こんなところでしょうか。

このまま上がるのか、下がるのか答えは一つです!

 

ゴマ
・・・

 

 

 

ゴマ
そんなの当たり前だね

 

・・・

 

続けます・・・

2021年、新たな投資先を考える

 

膨大な過剰マネーは次にどこへ向かうのか・・

「投資でお金を儲ける」とは実に簡単な事で、お金が集まりやすい先で、安値で放置されている物に資金を投入し、ただ待っていればいい。

あとは黙っていても「時間」が、その物の価値を上げてくれる。

来年はコロナワクチンの開発により年末にかけて徐々に混乱が収まり、アメリカの国際政治への復帰、政治的安定が進めばやはり株式市場が最も本命になるのではないだろうか。

それに伴い、現在お先真っ暗なホテルやレジャー関連、商業用不動産などが徐々に見直され大きなお金が流れ込みやすい環境になるのでしょう。

まぁこの辺りは投資を意識していれば誰にでも分かりそうなもので、個人的に僕が最も注目しているのは、そう・・

例のアイツです・・

 

プラチナの現物はいかがでしょう?

 

ゴールド,プラチナ

ゴマ
ポディショントークだね

 

あなたねぇ、何の影響力もない僕が何言おうと落書きレベルの話しでいんですよ

 

ポディショントークっていうのは影響力がある人がするからこそ意味があるんですよ

なぜ今プラチナなのかと言えば、とにかく安い! 安すぎる!

プラチナ価格
プラチナ価格5年推移

参考までに年初は1オンス970ドル程だったが、現在は900ドル近辺。

僕なんかは金(GOLD)よりプラチナの方が断然高い時代に長く生きてきたので、金より安くプラチナが放置されているこの現状がどうにもしっくりきません。

有史以来、人類が採掘できたプラチナの量は金の1/30程しかなく、しかも年間に採掘できる量を比べても金が3500トンに対して、プラチナはたったの190トンしか採掘できないのです。

それでは何故それ程まで希少なプラチナが、金の半値程の値段で放置されているのかというと・・

プラチナが安値で放置されている理由

 

プラチナはあまりにも希少であり、金のように派手さがないので観賞用・装飾品などに使われる事は歴史的にこれまでありませんでした。 

ほとんどが医療機器や電子機器、多方面の産業界で使われてきました。一番有名なのは自動車のディーゼルエンジンの触媒で使われていましたが、近年のディーゼルエンジンの終息方向がプラチナの値を大きく落としたと言われています。

金のように「準通貨」の役割ができない

 

金は数千年も前から一定の流通量があり、世界中で「お金」として使用されてきました。
現在ではその主な役割を「お札」が担っていますが、それでも金は今でも「金貨」を持っていれば世界中でその国のお札と交換してくれる「準通貨」としての機能を持っています。

ところがプラチナは何度も言うように、希少性がとにかく高く絶対量が少なすぎる為、「準通貨」として使用するには量的にあまりにも不便なのです。

産業用の使用量が減り、「準通貨」としての役割を果たせないという両者の性質が、結果的に金価格との逆転が起こり安値で放置されているのだろうと思います。

しかしプラチナを実物資産として見た場合、金の価格上昇と相対的に比べると随分と割安感がでてきて、長期で考えると今が底のように僕は考えています。

人の行く裏に道あり花の山

これは株式投資の格言ですけどね、人が見向きもしない時に買い揃え、みんなに注目され始めた時に売る。

投資の醍醐味ってやつですね☝️

 

まぁ、僕の場合は趣味で買ってるから値段が上がろうが下がろうが買い進めるだけなんですけどね(´・ω・`)

 

銀座を通るたびに、田中徳力で500gの現物を買い進めていきます(ノ)・ω・(ヾ)
(なぜなら500g以上は手数料無料)

あっ! ちなみに最近WPICの報告書を見ていたら2020年のプラチナの需給は8トンの余剰と見ていたが、直近のデータでは10トンの不足が起こっている。

世界のプラチナの80%近くを産出する南アフリカの鉱山が、コロナの影響でストップしているのが主因だが、最近も南アフリカでコロナの変異種が見つかり停滞が長引くそうだ。

このインフレギャップをどこまで価格に折り込んでいるかは分からないが、年始以降のプラチナ価格にも注視しながら買い進めていきたい。

 

 

軽く調べたけどネットで何でも買えちゃうんですねぇ・・

では、今日はこの辺で・・・

コストコ

なぜ年末は決まってコストコに行くのだろうか・・

そして今年も冷凍のお節が今到着した・・

おせち料理

 

では良いお年を・・

 

ビットコインが最高値更新を続ける理由と、新たな投資先を考えるの巻

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