皆さま、どうも今晩は。
夜空を眺め、中性子星に想いを馳せる・・
今夜は僕の趣味の一つ、金(gold)・プラチナ(platinum)の魅力とロマンについて語りたいと思います。
どうぞ宜しくお願いします。
金(gold)の誕生メカニズムとロマン
まず最初になぜ僕が金を好きになったかと言うと・・
これを説明するには、この世界(宇宙)で金がどの様にして誕生したのかを説明する必要があります。
結論から言えば僕はこの金の誕生にロマンを感じてるから、金やプラチナが好きなんだと思います。
それはつまり宇宙にロマンを感じてるからという事であって、それに比べたら歴史的ロマンや資産防衛なんてものは、実は僕にとってはどうでもいい事なんですよね。
全ては宇宙から始まったんです。
全ての物質は星の死から・・
この世界に存在する全ての物質(水、アルミ、酸素、鉄、ウラン、土など全ての元素)は、星の死(爆発)によって生成されました。
人間の体もおよそ29種類の元素で構成されてますが、星の死がなければ人間も誕生できなかっという事です。
カール・セーガンの残した名言
という言葉は抽象ではなく、そのまんま、夜空埋め尽くす星々(恒星)の死によって、その星屑からこの世界が作られているという事です。
この辺りの事は以前にも書いていましたね。
ただしこの地球上に存在する大半の元素であれば、太陽ほどの大きさの恒星の中心核で、高温高圧縮の核融合で作り出す事が可能ですが、金やプラチナ、ウランなどの重元素(重い元素)は、太陽サイズの恒星では作り出す事ができないんです。
ではどうしたら金やプラチナはできるのか?
物理学者、スーパーコンピューターが最終的に出した答えが・・
中性子星の合体による爆発
数十年前までは超新星爆発ほどのエネルギーがあれば金やプラチナが生成できると思われていましたが、どうしてもそれだけではエネルギーが足りないという結論になりスーパーコンピューターが最終的に導き出した結論が、中性子星の合体による爆発のエネルギーでしか金やプラチナは生成できないという答えでした。
先述しましたが2年前、それも高い確率で証明されました。
つまり太陽よりはるかに大きいサイズの恒星が死を迎える最終形態の中性子星。
中性子性の重さは小さじスプーン1杯で大型タンカー1船分に相当する重さになります。
もしその一杯を地球表面に落とすと、地球の裏側まで突き抜けてしまうほどの超重力です。
あっ!恒星比較もしてましたね☝
ただでさえ宇宙でも稀な現象の中性子星が、更にもう一つの中性子星同士の合体、爆発によってしか金、プラチナなどの重元素は誕生できないという事なんです。
これはもう宇宙好きでしかこの興奮は伝わらないと思いますよ!!
ただ、この世界を形造る物全て、僕達人間でさえも夜空に輝く星々の生と死によって、遥かな時間と空間を超えて僕達にたどり着いているという事なんですよ。
その中でも金やプラチナなどの重元素は宇宙的にも稀な中性子星同士の合体でしか誕生できない。
つまり僕は、金やプラチナを手にして握りしめていると、はるか遠い昔宇宙のどこかで起こった中性子星同士の衝突という、おおよそ宇宙最大の高エネルギー現象を想像し、そのカケラを自分が手にしているという事に幸せを感じてるんですね(。-_-。)ポッ
人類は紀元前はるか昔から、金の希少性を知っていましたが、実は単純に希少というだけでなく「金の誕生自体」がドラマチックな天体ショーであったんですね。
金の歴史的ロマン
金の歴史をたどっていけば、同時に人類の歩んできた歴史も見えてきます。
歴史の裏には金があり、人類の文明は金と共に進歩してきたと言っても過言ではないと思います。
実在する世界最古の金製品は、紀元前6000年頃にメソポタミアの土地に住んでいたシュメール人による金の装飾品だと言われています。
シュメール文明については宇宙との関係が深く、また別の記事で書きたいと思いますが・・・
それ以降、現在に至るまで約8000年もの長い年月の間に様々な文明ができては消え、何千もの戦争を経験して今の私達があります。
8000年という膨大な時間の中で様々な価値観が変わり、世界観もまるで変化している中で、唯一変わらない物があるんですが、さて何だか分かるでしょうか?
それは金の輝きと価値です。
8000年もの間、その輝きと価値を保ち続けている物質は他に存在しません。
エジプトの黄金のマスク、大航海時代の黄金伝説を巡ってのインカ帝国の滅亡。コロンブスを突き動かしたという日本の黄金の国ジパング伝説。
ニュートンもなしえなかった錬金術。
世界各地でわき上がったゴールドラッシュによる人々の移動。
人類の歴史は金(gold)を追い求める旅を続けてきたのかもしれない・・
僕は実家などに保管してある金塊を眺めるたびに、人類の歩んできた歴史を考える時があります。
金はその特性上、溶かせば何度でも金塊に戻す事ができます。
もしかしたらこの金塊は、歴史上の人物が触れた金かもしれない。
クレオパトラが身に付けていた指輪だったのかもしれない。
この金を巡って、どれだけの人の心を狂わせ、争い、そして幸せにしてきたんだろうか?
人類の欲望そのものを感じる時もあります。
かもしれませんね☝
まぁ、金の一つの楽しみ方かもしれないですね。
金は永遠の輝き
この世界の全ての物は形を変え、崩れていきます。酸化という作用ですが、人であれば身体的ピークの18歳を過ぎればただただ老いて死ぬ。
鉄であれば酸化して錆びる。全ての物が時間の経過と共に消滅していきます。
そんな中、唯一酸化もせず永遠に輝き続けるのが「金、プラチナ」です。
古代より権力者が最後に望むものは決まって「不老不死」であり「永遠の若さ」でした。
永遠の輝きを放つ金に魅了されていたのは言うまでもありません。
永遠の輝きと言えばダイヤモンドを思い浮かべる方もいると思いますが、所詮は炭素。
元素記号で言えば「C」のカーボンですが、最高硬度を誇るダイヤモンドでも割れる時は割れるし傷がつけば価値も下がる。500度程の熱で炭に化学変化してしまえば価値は0です。
その点、金であれば傷がついても、溶けても再処理すれば価値も輝きも永遠です。
僕が残した金やプラチナは、子供達が大事に保管さえしてくれれば1000年先、2000年先でも今と変わらぬ輝きを放ってくれます。
実物資産としての金
実物資産とは言葉の通り、物そのものに価値がある物の事を言います。
代表的な物を挙げれば、不動産や金、プラチナなどになります。
よく聞く金融資産とは、証券や債券、まぁ一万円札などのお金もそうですかね。
特徴としては物自体に価値がないので例えば、一万円札を南アフリカに持っていっても水すらも分けてもらえないかもしれないですよね。
対して金貨などは、その物自体に価値があるので世界中どこに行ってもその国の通貨に対しての価格が決まっています。
極端な話をすると、もし日本を追われる様な事態があったとします。
例えば国内の原発が完全に爆発して放射能汚染で、とてもじゃないけどもう日本に住めない。
セオリーからいけば、日本円は大暴落。
日本円しか抱えていない人は放射線の嵐の中、海外に逃げる事すら出来ない。
しかし、金を保有していれば世界中で一定の価値があるので一時的にでも海外で立て直しができる。
まぁ、ユダヤ人的な考えですが歴史から人類が学べる知恵の一つになるんじゃないでしょうか。
資産防衛の金(インフレ対策)
これは改めて説明する必要もないと思いますが、物価が上昇していく局面(インフレ)では金の保有が非常に有効です。
2019年現在も、毎月の様に様々な商品が値上げをしています。
政府としては、物価上昇に連動して少し遅れてでも国民の給料に反映、上昇させていきたいと目論んでいますが、中々全ての国民がインフレの恩恵を受けるなんていうのは難しいと思います。
更にインフレの局面では一つ気をつけなくてはいけない事があります☝
それは日本人が大好きな貯金です。
僕は日本人は本当に貯金が大好きなんだなぁと感心しますが・・
- 若い子も将来が不安だからと貯金
- お年寄りも老後の為にと貯金
っと突っ込みたくなりますが、これは多分、常に自然災害と隣合わせで明日もどうなるか分からないという先祖から来る日本人特有のDNAなんではないかと・・
「お金がなくても平気なフランス人、お金があっても不安な日本人」
なんて本がありましたが、日本人はもっと刹那的とまでは言わないまでも、特に若い子達は将来の不安なんかに気を取られてないで、もっともっと今を楽しんじゃってもいんではないかと・・
若い時代の今は決して戻る事のできない無限の価値があるんですよ☝
インフレと貯金かぁ・・
極端な話をすると、戦後日本は敗戦の後(確か1946年ぐらい)にハイパーインフレが起こり預金封鎖が実際に行われた経験を持っています。
物価の上昇は500倍にもなり、預貯金の出金制限をかけられ、挙げ句の果てに資産課税で根こそぎいただきます🙏
ざっくり言うと仮に1000万の貯金があったとして、出金制限があるので月に数万円しかおろせず、あれよあれよと物価は500倍に跳ね上がり、1000万が2万円の価値しかなくなったって事です。
国民みんながスッカラかん😔って事が実際にあったんですよ。
(うちのお爺さんが戦時国債を銀行に大量に買わされて、新宿の土地をゴッソリ召し上げられた話しも今度したい☝)
もし事前に1000万円分の金(gold)で保有していた場合、混乱が落ち着くまで少し時間がかかりますが、物価の変動に合わせて同等の価値もしくはそれ以上の価値に落ち着いてくるのです。
なぜなら金(gold)はそれ自体に価値がある実物資産ですが、金融資産のお札や貯金なんてものは、みんなが価値があると信じているから物と交換できるんであって、ひとたび戦争や大災害、金融危機、政府の一声があれば何の価値もなくなる可能性があるという事を僕達は忘れてはいけません。
「有事の金」とはよく言ったものです。
僕が様々な投資をしていく上で大切にしている言葉があります。
「愚者は経験に学び、
賢者は歴史に学ぶ」
歴史は繰り返す。貯金大好きな日本人も過去の歴史、お金の知識、金(gold)の意味合いも少し考えてみるのもいいかもしれないですね☝
日本の国債残高は1100兆円を超え、人口は急激な少子高齢化。
先の見えない原発処理に、確実に迫りくる南海トラフ地震。
さて、どうなる事やら・・
金の魅力とロマンのまとめ
さて、今回は金・プラチナの魅力を記事にしてみましたが、どこに魅力を感じるかは人それぞれだと思います。
僕みたいに「金、プラチナの誕生」にモエモエしてる人はまずいないと思いますけどね☝
実はまだ金・プラチナの魅力については1割ぐらいしか書けてないと思うので、これからも強気に書き進めたいと思います(`・ω・´)
金・プラチナの保管場所
最後に金・プラチナの保管場所について考えてみたいと思います☝
金貨数枚程度であれば大した値段ではないですが、金塊も500g以上であったりアンティークプレミアコインになると1000万を超える値段になってしまいます。
当然自宅の保管などは厳禁です。
僕の自宅も防犯カメラと個人でできるセキュリティシステムをいくつかいれてるだけなので、高価なアンティーク金貨などは全てセコムで守られた実家の金庫、他に銀行の貸し金庫等を利用しています。
そうそう、そういったセキュリティや貸し金庫の情報も少しずつ書けていけたらと思います。
まぁ、のんびりいきましょ♪
では、この辺で👋
どうもこんばんわ!
すごくためになりました。
コレを見て早速1/10オンスのメイプルリーフ金貨を買いました!
すごくちっちゃくてビックリしたんですが自分が買える範囲でまた書いたいと思います😘
凄く大切にします!
っと言うか本当に遅れてすいません🙏
気づかなかったです😭
1/10オンスでも、金は何か特別なパワーを持ってますよね。
是非、たまには眺めて金のロマンを感じて下さい😉