久しぶりにイヴォークに乗ろうとしたらインフォ画面に「レイキャクスイブソク」の警告が表示された。
・・・
相手にしてよね・・
クーラント液(LLC)の確認と購入
ボンネットを開けると、左側に冷却水のリバーザータンクがある。
なるほど… 残量センサーをわずかに下まわりMINの位置まで減っているようだ。
このまま放置して走り続ければオーバーヒートを起こし、最悪の場合エンジンが壊れてしまう。そうならない為にも普段からクーラント液(LLC)の状態や量には気を使わなければいけない。
イヴォークのサービスマニュアルを見るとクーラント液は「Texaco XLC 不凍液と水の50/50混合液」を推奨していたが、モノタロウで軽く検索してもヒットしなかったから全力で無視する事にした(どうせお高いんでしょ?)
オートバックスの株主優待券(商品券)が山のように貯まってるから、ネット注文してる場合ではないと、そばにあるSABにかけ込んだ。
クーラント液(LLC)は、車種ごとに色が違うが、極力タンク内と同じ色を選ぶのは常識。違う色でも問題はないが単純に混ざって汚い色になる。
※混ぜ合わせは成分が凝固し、つまりの原因とも言われているので自己責任で
減り具合からすると0.5Lで足りると思ったのだが、もし「漏れ」が原因だったらという可能性も考慮して2Lを購入。
昔はLLCと言えば、水割りのトワイスアップが当たり前だったと記憶してるが、最近はストレートタイプが楽チン○ン♪ ブラブラ、ソ~セ~ジ〜♪
信じてもらえないかもしれないが、こう見えて私は小学生ではない
ランドローバー推奨は「-40℃」の不凍液だった気がするが、そこまで過酷な環境に車を置く事もないので「-36℃」で充分。
クーラント液の3つの役割
クーラント液(LLC)が重要なのは車好きであれば知っていると思うが、復習の為にもう少しその性質にふれてみたいたいと思う(´・ω・`)
まず、クーラント液の主成分はエチレングリコール。匂いも甘く舐めても甘いのだが、毒だから絶対に飲んではいけない。
甘いからといって「食後のスイーツは別腹だよね〜♪」なんてペロ舐めしながらの作業は絶対に危険だからやめて欲しい。
1.不凍性能
クーラント液は別名「不凍液」とも呼ばれていて、-0℃以下に下がっても凍る事はない。
水温計の温度が上がりすぎて、緊急事態の時にはクーラント液の代わりに水道水を入れても問題はないのだが、-0℃以下になると水は凍ってしまう。
真水は凍ると10%ほど体積が増え、その膨張率がラジエターチューブやエンジンを傷め、壊れてしまう事もあるので、水で代用した後は早めにクーラント液に交換するのが一般的だ。
2.防錆性能
サビは車のどのパーツにとっても天敵だが、冷却水にいったんサビが発生すると、エンジンやウォーターポンプ・ラジエター・それらを繋ぐチューブ全てに広がり、全てに悪影響を与える。
サビ詰まりが起こると、その先の冷却効果が得られず最悪の場合はオーバーヒート。
また暖房も冷却水の熱を使っている為、室内暖房も効かなくなる事もある。その為にもクーラントには防錆効果がある液体を使用している。
3.消泡効果
圧力差のある中を液体が流れれば泡が発生する(キャビテーション)
その泡を素早く消すという効果がクーラント液にはある。
実はこれが結構重要な事で、泡が消えずに冷却水が循環し続けると、ウォーターポンプ内部で破裂(消えた)した泡は衝撃波となり、ウォーターポンプの羽に少しずつダメージを与え寿命を早め、最悪の場合は壊してしまう事がある。
そうなると冷却水の循環が止まり、水温計を気にしていなければ、あっという間にエンジンがオーバーヒートしてしまう。
クーラント液の補充と劣化具合を調べる
本来、クーラント液はディーラーやサービスマニュアルの指示通りに交換するのが正しいのだが長年乗っていると、〝いつ交換したのか? いつ補充したのか?〟分からなくなる時がある。
今回の僕の場合も・・・
いや… 3年前だっけ?
こんな感じだったのだが、クーラント液の劣化度(古さ)を知る事で、「早急に交換した方がいいのか、補充のみにするのか」など大まかな目安が立てられるので僕は迷うとこの方法を使っている。
用意する物
空のペットボトルとスポイト(注射器)のみ。
一度でも経験を積めば、この2つで事足りるのだが、今日はもう一つ空のペットボトルを用意した。
クーラント液の劣化検査と補充
まずリバーザータンクのキャップを反時計回りに回して外す。タンク内に不純物が混入するのはマズいので慎重に、もし汚れていたら掃除もこの時に。
キャップを開けたらタンク内のクーラント液をスポイト(長めの針がないと届かない)で吸いだす。
量は適当だが、今回は分かりやすいように2.5×2回分=5mlを空のペットボトルにイン。
今回は分かりやすいように、もう一本のペットボトルに新しく買ってきたクーラント液を同じく5ml入れる。
フタをしっかり閉めたら2本同時にシェイクシェイク!!
この時にSMAPの「SHAKE」を聞くのか、Ricky Martinの「Shake Your Bon Bon」を聞くのかはあなた次第だ。
とにかく振って振って振りまくると、劣化したクーラント液はかなり泡立つが、新しいクーラント液であれば消泡効果で泡立ちがほとんどない。
さていかに!!
両方とも泡立ちがほとんどなく、そこまで劣化はしてなさそうです(劣化してると泡だらけになる)
これは絶対的な目安ではなく、これを踏まえて僕は今年の秋、もしくは来年の春にはクーラント液の交換をしようと判断しました。
今回はリバーザータンクをMAXまで補充してあげて終了です。ただ、わずかな「漏れ」という可能性もあるので、しばらくは忘れずに注意しておく必要がある。
イヴォークのリバーザータンクキャップの話
ちなみに今回イヴォークのリバーザータンクのキャップを外そうとしたら、途中から硬すぎてとてもじゃないが人間の握力では不可能と判断してカラスを使わざるをえなかった。(上に写真あり)
おそらくあのキャップを握力だけで外せるのは花山薫だけではないのだろうか…
欧州車特有のラジエターキャップがなく、タンクを密閉型にしてキャップのみで圧力をかけているから硬いのか、この個体だけの問題なのかはよく分からない。(メルセデスもBMも密閉型だったがここまで硬いのは初めてだ)
キャップを外す時は力任せでいいのだが、閉める時はカラスで閉めすぎてキャップかタンクを割らないように細心の注意が必要だとここに記録しておく。
ちなみに欧州車特有の密閉型は、クーラント液の減りも少なく劣化もしにくいが、ホースやパーツ全体に圧力がかかりすぎて、水もれのトラブルが多いとか少ないとか(間違いなく多くなるよね)
「水漏れ」は、原因の特定箇所を探すのも苦労するし、バンパー外してヘッドライト・ラジエターも外して想像を絶する思いで丸一日がかりで直した事がある。
もう二度とやりたくない(整備士さん、ご苦労様です)
今回の「減り」は「漏れ」でありませんように・・
今度、ドラゴンボールを見つけたらそれ願おう…
おわり