2017年 12月8日、仮想通貨の一つ「 ビットコイン」は1ビット約240万の高値を更新しました。これは驚異的な値上がり率ですが果たしてこれはバブル状態にあるのか考えてみたいと思います。
ビットコインの一年前の値段
確か去年の今頃、僕が「 ビットコイン」について調べ始めた頃は1ビット7万円程です。
取引所の申請やらなんやらしていたら1月になってしまいこの頃で10万円です。
30%の値上がりに、僕は少し待ってみようかとも考えたんですが、将来性を信じていたので結局10ビット購入。
短期的な上げ下げには全く興味がなかったので価格を全く気にする事もなかったら、あれよあれよと現在1ビット240万の価格を超えてしまいました。
1年間で24倍以上の値上がりになります。これは長年、長期投資をベーススタイルとして投資に関わってきた僕には驚異的な値上がりだと思います。
過去、ITバブルの頃には短期的に値段をあげる株はいくつも存在していました。 最近だと、ミクシィが2014年頃に「 モンスターストライク」のヒットで年間で株価を5倍、さらに次の年には7倍なども驚きましたが、今回のビットコインの爆上げは、僕自身、所有してる投資対象としては年間としては初の値上がり率です。
では、なぜこれほどまで値段が上がっていくのか簡単に考えてみたいと思います。
なぜビットコインの値段は上がり続けるのか
もちろんこの質問に正確に答えられる人は誰もいません。
この投稿の次の日には半額になってる事だって考えられますからね。
これは取引所によるビットコインのCMやら、雑誌の掲載、ネットの広告、これは日本だけではなく、世界的にも認知度が上がり、企業や投資会社、機関投資家、国家でさえも関心を示しました。
「 認知度が高まった」と言うのが、大きいと思います。お金が集まる所には、更に人が集まる。真実だけではなく、いい噂、悪い噂、フェイクニュースも入り乱れ妙な関心だけが集まっていく。
投資に全く興味のない方にしてみたら、どれだけ胡散臭く感じているでしょうか？(笑)
ただ、仮想通貨と言うと、「 仮想？ 」「 ないものをお金といえるのか？」と、胡散臭く感じますが「 世界統一通貨」と言うと魅力的に感じてしまうのは僕だけでしょうか？
では、現在ビットコインはバブル状態なのかを考えてみます。
ビットコインはバブル状態なのか？
まず最初に日本の通貨について触れてみたいと思います。
もちろんそれは中央銀行である日銀が管理、発行してる「 円」です。
本来、独立性が必要とされる日銀は（政府の意向もあり）金融緩和の一環として無尽蔵にお札を擦り、ETF買いを進めています。
まぁ、僕も恩恵を受けているものの、その規模は去年だけで株式市場で6兆円超えの買いをしたそうです。
これは日経平均を押し上げる助けにはなっても、通貨からの視点で見れば通貨の価値を薄めているという事になります。（もちろん円安自体も、政府の思惑ではありますが・・）
本来、その国の通貨というのは国力の一つであり、強い通貨が望ましいにも関わらず、先進国はどこも通貨安を誘導するという、おかしい事態になっています。（これは、輸出で稼ぎたいという各国の思惑ですが）
一方、ビットコインはプログラム上、最大発行数が2100万ビットコインと決められています。
もちろん、どこの国の思惑もありません。ただ欲しい人（通貨だと認めた人）が買っているのです。
ブロックチェーンに守られて・・
その中には、僕なんかじゃ信じられないくらいの超資産家達の、分散してもしきれない程の資金の一部が入ってきていると思います。
個人の買いなんてものは、たかだか知れてますから、その一部、ファンドの一部の資金が入ってくるだけで最大発行数の決められたビットコインはたちまち爆上げしてしまうのではないのでしょうか？
経済学者の中には、1ビット1000万はいくと言ってる人もいます。
よって、これから暴落も何度も繰り返すと思いますが、僕は今の状態がバブルとは決して思えません。
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最後のまとめ
今回は、取り急ぎ「 ビットコインとはなんぞや？）など、基本的な事は書けなかったですが、今度ゆっくり書いてみたいと思います。
客観的に書いたつもりですが、僕もポディションを持ってる以上、願望も含まれているとも思うので決して人に勧める為に書いた訳ではないので、もし興味のある方は自分の責任で考える必要があります。
現在、我が国も仮想通貨に対しての規制や税制上の事も決めきれていない状態です。
中国などは、具体的に国内での取引を規制しました。
それでもなお、ビットコインは上がり続けています。
今や国家の思惑や規制など、ネット社会とグローバル市場が合わされば意味をなしません。
中国としては、仮想通貨は厄介なものとして捉えてしまった様ですが、北欧などでは国として仮想通貨を受け入れ始めた国もあります。
今後、日本は仮想通貨をどう利用していくのか、はたまた規制で潰してしまうのか、一年後には、「 ビットコインなんてあったね〜」なんていってるのか、僕は上がろうが下がろうが楽しみに見ていくつもりです。
