畳と言えば「和」の象徴であり〝床の間〟があるような純和風の部屋にピンク色の畳なんて普通の感覚ならあり得んでしょ!
おそらく昭和世代を生きた方であれば「林家ペーかよ」とベタな突っ込みを入れたくなるところですが…… 「パッと見」どうでしょうか?
思ったほどエロくない
意外だったのが、世間一般的にピンク色は「エロ」の象徴であり「ピンク=ラブホテル=エロい」というイメージがすっかり定着していると思います。
私としても以前であれば「ピンク部屋」と聞いただけで淫らな想像をしてしまい、そんな部屋にいたら「勃ちっぱじゃん」と心配していたのですが、実際はそんな事もなく杞憂に終わりました。
縁(ヘリ)はモダンに・・
こちらは「和紙畳」といって、従来のい草を使った畳ではなくコーティングされた和紙を編み込んだ畳なので、カラーバリエーションが豊富なんですね。
特に小さいお子さんがいる家には和紙畳がお勧めで、撥水加工が施されているので食べこぼしに強く、抗菌仕様なのでダニの心配もほぼ無し。紫外線による色あせもほとんどなく、従来の「畳」の3倍の耐久性と言われています。
施工後の感想
メイン部屋ではないので日常的に過ごしてる訳ではないのですが、概ねふれ込み通りの使用感で大変満足しています。ただ一つだけ気になるのが、従来の畳より少し硬めなので、普通にお昼寝するには「座布団が欲しいよね」っといったところでしょうか。
価格も一般的な畳とほぼ変わらないと言われていて、我が家のピンキー畳は10畳で22万くらい。
ただ私の場合は地産地消……、 あらゆる買い物をネットではなく地元で買うよう心がけているので、どうしても畳屋さんの「言い値プライス」になってしまいましたが、ネット購入であればもっと安く買えると思います。
ちなみに私は基本、家と車以外は「作れる物は何でも作る」という主義なのですが、最近のDIY商品は本当にオシャレなアイテムが多くなりました。
和室の壁(漆喰)や大襖・障子なども自分で張り替えているのですが、気分に合わせてすぐに施工でき簡単お手軽に部屋の雰囲気を変える事ができるんですね。
「うまくヌレ〜ル」
タイトルだけ見ると、どこぞのアダルトグッズの「ローションなのかな?」と妄想を膨らませつつ… アソコも膨らませている貴殿の姿が目に浮かびますが、残念ながらこちらは「色つき」の漆喰でございます。
わが家の色つきの漆喰の壁は、全て「うまくヌレ〜ル」くんを使っています。白壁なら自分で何とか調合できても、色つきはさすがにムリ!! DIYで色つきの漆喰を施工したい時には「色むら」ができない「濡れ〜る君」は本当にお勧め。
以前に水色壁で、大襖は葛飾北斎の「富嶽三十六景 神奈川沖裏」という「青」を基調とした部屋も作った事がありましたが、そちらも迫力があり絶景でした。
デザイン襖なら「ゆめあり」
少しオシャレでインパクトのある「ふすま・障子紙」にしたいのなら、お勧めは「ユメアリ」さんです。
沢山のデザインの他に、2枚組のデザインを5枚の長さにアレンジしてくれたり、親切・丁寧・融通が効きます。
デザインに合わせて壁の色を合わせていくと、まとまりのある統一感のある部屋になると思います。
このように純和風の和室も、最新のDIY商品アイテムを使っていくと「落ち着ける」 …かどうかは別として、気分に合わせて様々な雰囲気が味わえるので、いつか誰かの参考にしていただけたら幸いです。
ピンクはエロの象徴じゃねぇわ